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1日1分で小顔になれる「咬筋マッサージ」 #3 キレイぐせがつく体と暮らしのプチおなおし術

ダイエットが続かない、慢性的な肌のトラブル、部屋が片づかない、料理がめんどう……。誰もが抱える、日々の悩み。『キレイぐせがつく体と暮らしのプチおなおし術』は、「雑穀パンを食べる」「咬筋マッサージをする」「大きな声で朗読する」など、悩みを解消するための、小さな習慣が詰まった一冊です。その中から、すぐに試せる習慣をいくつかご紹介しましょう。

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なぜ女優さんは「小顔」なのか?

銀座などの華やかな街を歩いていると、時々女優さんとすれ違います。

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そういう時、いつも不思議に思うことがあります。

なぜか女優さんの頬は丸みを帯びて引き締まり、キュッと持ち上がっているのです。すると必然的にあごの部分が細くなります。その結果、ものすごい小顔、という印象を受けるのです。

年齢に関係なく、これまでお見かけしたすべての女優さんがそうだったので、私は不思議でたまらなかったのです。

けれど、よく考えてみたらそれも当たり前かもしれません。

女優さんたちはきっと、頬にたるみが出る前にエステサロンに行き、頬が下がるのをくい止めるマッサージやその他いろいろ顔のためになることをたっぷりていねいに施してもらっているにちがいありません。

そういうことを年中くり返していれば、生涯、頬がたるむ日は来ないに決まっています!

……まったくうらやましい話です。

それにしても、お手入れしだいで頬が持ち上がったまま生きられる、とわかっているのに、何もしないで自分の頬がたるむのをだまって見ているのはあまりにも悔しい!

だからといって、頻繁にエステ通いをする余裕はありません。

考えた私は、その極意を聞くためにエステサロンに取材に行ってきました。そして、根掘り葉掘り聞くことに成功しました。

取材でわかった最大の収穫は、頬をキュッと上げて小顔になるためのマッサージはそれほど難しいことじゃない、ということでした。

キーワードは“かみ合わせ部分”にあるみたいです。

咬筋をほぐすといろんな効果が

耳のちょっと前方に中指を置いて、口を大きく開けたり閉めたりすると、上下の歯がかみ合う場所がわかります。

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この部分には咬筋という筋肉があり、そのおかげで口を開けたり閉めたり、上下の歯を嚙み合わせたりすることができるのだそうです。

大変ありがたい筋肉なのですが、困ったことに咬筋は疲れやすく、すぐにかたくなってしまいます。

そしてかたくなったら最後、私たちがいやがることを次々に始めます

まず、筋肉がかたくなるのですから、皮膚も弾力性がなくなりメークののりが悪くなります。

次に、咬筋がこわばることで、顔全体の筋肉がつっぱり、顔が四角っぽくなります。つまり、顔が大きく見えてしまうのです。

さらに、咬筋がかたくなると、顔の血流が悪くなるので、顔色がくすみます。さらにさらに、かたくなった咬筋が顔の水分の流れを邪魔するので、むくみが出ます。

まだまだ他にもおそろしいことがあるのですが、私自身が落ち込んでしまいそうなので、そろそろ解決法を書きます。

(1) 両側の咬筋の上に中指を置いてやや強く押す。

(2) 指はそのままにして、口を思い切り大きく開け3秒したら閉じる。これを10回以上くり返す。

たったこれだけです。口を大きく開け3秒したら閉じる時、口の中でカクッカクッと音がしますが、それでいいのです。

これをした後、鏡を見ると、頬が持ち上がり、顔の横幅が縮んで顔が細くなっているのがはっきりわかります。咬筋がほぐれて、血液や水分の流れがよくなったために顔の輪郭がすっきりしたのです。

私は丸顔なので、ちょっとでもむくむと満月のようになってしまうのですが、この解決法を教えてもらってすごく助かっています。

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キレイ癖

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