大好きな彼をゲットしたいなら「ミステリアスな女性」になりなさい
恋人ができない、失恋から立ち直れない、不倫の恋に苦しんでいる……。年ごろの女性にとって、恋愛の悩みは尽きないもの。好きな人に愛されるにはどうすればいいの？ 運命の人と出会って、幸せな結婚をするには？ 浅野裕子さんの『「愛される女」になる本』には、その答えがズバっと書かれています。本書の中から、恋愛に悩む女性必読のノウハウをいくつかご紹介しましょう。
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男心はこうして燃える
あなたが、憧れる素敵な男性との恋愛を望むなら、ミステリアスな女性になることです。
では、ミステリアスな女性になるにはどうしたらいいのでしょうか？
実は、これほど簡単なことはありません。
最初から、多くを与えない。出逢って二、三回の男性に、あなたのすべてをさらけ出さないことです。
多くの女性は、喋りすぎ、聞きすぎ、求めすぎ、です。
素敵な男性と出逢って、もっとお喋りをしたいと思うのは当然ですが、ここでぐっと我慢できるかどうかが、ミステリアスな女性になれるか、男性があなたに夢中になるかどうかの分かれ目なのです。
仕事で自分を表現することは大切ですが、恋愛においては自分を十二分に表現することは大きなマイナスです。
初めから打ち解けて、オープンになりすぎてはいけません。あからさまに好意を表すのもやめましょう。
男性が夢中になり、魅力を感じるのは、「自分のことを好きなのかどうかわからない」女性だからです。
優しい笑顔を見せてくれるから自分に気があるのかと思いきや、電話の一本もかけてこない。随分話したように感じるのに、実際は彼女に関してわずかなことしか知らない。
こんな謎の多い女性を前にしたとき、男心は激しく燃えるのです。
これこそ、彼を虜にする、恋愛の上級テクニックなのです。
「いい女」は聞き上手
“いい女”の伝説を守り抜いている超一流の芸子さんたちは、余分なことを一切喋りません。聞き上手に徹するのです。
数時間を共に過ごした後、別れて一人になった男性は、今夜も芸子さんの本当の顔を、何一つ知らないままだということに気がつきます。そして、次の機会こそ、彼女の素顔を知りたいと、大金をはたいて通い続けるのです。
恋愛の基本はこれにつきます。
自分のことを喋りすぎないためには、聞き上手になること。まず彼の話を聞いてあげるのです。
彼の話を七分聞いたら三分話す、このバランスを覚えてください。
楽しいからと何時間もお喋りを続ける危険はおかさないように。慣れるまでは、デートの時間を一、二時間に抑え、早めに切り上げることです。
出逢ってから二、三回程度の触れ合いの中で、彼との距離を一気に縮めようと焦るのもいけません。「急いては事をし損じる」と、常に自分の胸に言い聞かせてください。
最後に、ミステリアスな女性として、絶対に口にしてはいけない言葉をお教えします。
「私のこと好き？ どれくらい愛しているの？」
この言葉が、あなたの謎めいた魅力を一気に打ち壊すことを、どうぞお忘れなく。