見出し画像

二の腕が細くなる「吊り革つかみ」エクササイズ #2 キレイぐせがつく体と暮らしのプチおなおし術

ダイエットが続かない、慢性的な肌のトラブル、部屋が片づかない、料理がめんどう……。誰もが抱える、日々の悩み。『キレイぐせがつく体と暮らしのプチおなおし術』は、「雑穀パンを食べる」「咬筋マッサージをする」「大きな声で朗読する」など、悩みを解消するための、小さな習慣が詰まった一冊です。その中から、すぐに試せる習慣をいくつかご紹介しましょう。

*  *  *

歯磨きタイムを有効活用

決して自慢にはなりませんが、私は、スポーツジムに通って汗をかいたり、雨の日も風の日も早朝ジョギングを続けたりということがどうしてもできないずぼらな性格です。

画像1

そのかわりといってはなんですが、ずぼらな私でも手軽にできる超簡単なダイエット向きエクササイズをいくつも用意してあります。

その一つが「あいている腕で、吊り革つかみ」なのです。といっても、電車やバスに乗る必要はありません。

例えば、歯をみがいている時、電話をしている時、ペンで何かを書いている時って、片方の腕しか使いませんよね。当然、もう片方の手はだらりと垂らしたままのはず。私の経験からいうと、この“だらりと垂らす”という状態が非常によくないのです、特に腕の筋肉の引き締めには……。

考えてもみてください。人間、だらりとしてばかりいたら体型も表情も精神もゆるむ一方。ところがちょっと工夫して“だらり”の状態に逆らうと、たちまち体がシャキッと反応してくれます。そこで私が“だらり”防止のために実践しているのが「あいている腕で、吊り革つかみ」なのです。

やり方は非常に簡単。歯を磨いている時などに、あいている方の腕を電車の吊り革をつかむ気持ちで持ち上げます。この時、肘の高さは肩よりも上になることが大切です。そうすることで二の腕に負担がかかり、続けているうちにいつのまにか二の腕の筋肉が引き締まる、つまりは細くなる、というわけなのです。

そんなことでほんとに二の腕が細くなるの? と疑われる方は、さっそく今夜の歯磨きタイムに実行してみてください。思ったよりもきついですから。そのきつさを体験すれば、たしかに効きそう! と実感していただけると思います。

何よりの証拠が私の腕。歯を磨くたび、あいている方の腕で見えない吊り革につかまっている私は、おかげさまで二の腕がたるむ、という悩みからは解放されています

「片足立ち」でヒップアップ!

歯を磨いている時に私が習慣にしていることがもう一つあります。

画像2

実は、あいている方の腕を持ち上げると同時に、私は片方の足を浮かせて後ろに長く伸ばし、片足だけで立っているのです。

何も歯磨きしながらそんなにがんばらなくたって……と言われそうですが、私のモットーは“ちょこっと運動でダイエットしちゃう!”というずぼらな考え方なので、このくらいはやらなくちゃ!!

ちょこちょこ体を動かすだけでも、合計すると1時間ジョギングするより効果が出てきたりするのですから、ちょこっと運動をバカにしてはいけません。

さて、このヒップアップに効く片足立ちもやり方は超簡単。文字どおり片足で立つだけのことですが、一つだけ大切なポイントがあります。

最初に右足で片足立ちをするとします。

当然、左足を浮かせるわけですが、この時、できるだけ左足を後ろに向かって伸ばします。ここがポイントです。

人間の体は、足の先が後ろに向かって遠くに行けば行くほど、お尻がキュッと持ち上がるしくみになっています。

やってみればすぐにわかることですが、たったこれだけで、ヒップアップに効きそうな感じがするでしょう?

片方の足で10秒立ったら、足を換えて再び10秒。これを3回ほどくり返している間に、歯磨きも終わり、ヒップも少しだけアップし……といいことずくめ間違いなしです。

さらに、片足立ちをしている間、ずっとお腹をへこませていられたら、腹筋も強くなって、やがてお腹のぽっこりも解消できます。

◇  ◇  ◇

連載はこちら↓

キレイぐせがつく 体と暮らしのプチおなおし術

キレイ癖

紙書籍はこちら

電子書籍はこちらから



みんなにも読んでほしいですか?

オススメした記事はフォロワーのタイムラインに表示されます!