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「尽くす女」がフラれる理由…モテる男ほど「手料理」にうんざりしている!

恋人ができない、失恋から立ち直れない、不倫の恋に苦しんでいる……。年ごろの女性にとって、恋愛の悩みは尽きないもの。好きな人に愛されるにはどうすればいいの? 運命の人と出会って、幸せな結婚をするには? 浅野裕子さんの『「愛される女」になる本』には、その答えがズバっと書かれています。本書の中から、恋愛に悩む女性必読のノウハウをいくつかご紹介しましょう。

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男は「世話やき」が大嫌い

“尽くす女”の恋愛がうまくいかないのは当たり前のことです。

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与えるだけの愛では、上質な恋愛はできないからです。

そもそも、なぜあなたはそれほど相手に「尽くす」のでしょうか。

いそいそと手料理をごちそうしたり、どんなに遅く電話がかかってきてもいいように、常に枕元に携帯電話を置いておいたりしていませんか?

なんとか彼の気に入るようにとの気持ちはわかります。

ですが、これで恋愛がうまくいくはずがありません。

男性が最も嫌うのは、あれこれと世話をやかれることだからです。

特にモテる男というのは、女たちから尽くされることにうんざりしているものです。ところが、尽くすタイプの女たちというものは、料理自慢をしたり、相手のコーヒーカップにミルクを注ごうとしたりと、いらぬ好意を発揮するのです。

あなたが恋愛上手になりたければ、今日限り“尽くす女”である自分を捨てることです。

携帯電話を枕元に置いておくなどもってのほか。逆に誘われても三度のうち二度は断り、こちらからは絶対にかけないことです。

あなたが今、この瞬間から“上質な恋愛”を手にしたければ、“尽くす女”を脱却すること。

あなたのスタートはここからです!

たまに「弱さ」をさらけ出す

男性を疲れさせてしまう、“かわい気のない女”と言われる女性たちには共通点があります。

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ほとんどの場合、真面目で素直、そして、頑張り屋の努力家です。自分の情けないところなど人に見せられないと、肩に力が入りすぎているのです。

つい最近知り合いの女性が「失恋してしまいました」と涙を見せたことがありました。彼は最後に「君といるのは疲れる、もうついていけない」と言い残し、立ち去ったそうです。目の前で涙を浮かべている女性には、一線で活躍するキャリアウーマンの面影はありませんでした。

自分の弱さを隠すことなくさらけ出す、本当にかわいい一人の女性です。

「こういう部分を、あなたは彼に見せたことがあるの?」と訊ねると、「一度もない」と言うのです。

仕事に向かう姿勢と同じように恋愛に対しても、真正面から向き合ってしまったのです。その一生懸命さが彼には重荷になってしまったのでしょう。

彼は、彼女がこんなに弱い一面を持っていることを知らないままなのです。

もちろん、普段は頑張り屋でいいのです。

ただ、最後まで頑張らなくていいということなのです。どうしようもなく弱い自分がいることを認めて、それをさらけ出す恥ずかしさにうち勝つのです。

普段、気丈に振る舞っているあなたなら、なおさらです。

いつも明るく、張り切っている女性が、メイクが崩れるのも気にせず涙をぽろぽろとこぼしているとき、抱きしめてあげたくならない男性がいるでしょうか。

仕事では頑張りを見せるあなたが、彼の前で一瞬肩肘はるのをやめたとき、男心は大きく揺れるはずです。

これこそ“かわいい女”になる瞬間です。

泣いて、笑って、悲しんで、喜怒哀楽を素直に出せるのも、“恋する女”の特権なのです。

何故なら、恋とは感動だからです。

あなたが恋の駆け引きをせず、この感動を素直に出したとき、そこには彼の新しい発見があり、“かわいい女”が彼の目の前に現れるのです。


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