SNS疲れに効く! 心をリフレッシュするミストのつくり方
「いい匂い」がする人、場所には、たくさんの「いいこと」が集まってくる! アロマセラピスト、成田麻衣子さんの『幸せを引き寄せる「香り」の習慣』は、生活の質を上げる「香りの活用術」が満載の一冊。人間関係から、仕事、健康、恋愛まで、ちょっとした工夫で運気がぐんとアップします。今すぐ実践できる活用術を、本書からいくつかご紹介しましょう。
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ひのきの香りのすごい力
Webの世界(メールやSNSなど)にのめり込んでしまうと、他者のしていることを意識しすぎてしまい、気がつかぬうちに自分と比べ、疲れを感じやすくなりますよね。
これは、なぜなのでしょう?
その理由は、相手の想いや気配を直接感じることのできない「匂いのない世界だから」だと、私は思っています。
画面では楽しそうに見えても、自分の気持ちが相手に追いつかなかったり、違和感があると、つらくなってしまうのです。
便利この上ない「ネット」ですが、使い方を誤ると自分を疲れさせてしまったり、相手をしんどくさせたりするのだということを理解しておかなければいけません。
ネットの先にいるのは、匂いある人間です。本来は、直接会って関係を築いてこそ、「安心し、信頼し合える」ものだと思うのです。匂いを感じられない環境で「相手を判断する」というのは、とてもエネルギーのいることですから、疑い深くなったり、疲弊して当然です。
私は、SNSで会話をするときは、ひのきのエッセンシャルオイルをPCのそばで焚いています。これは、林業に従事している方から教えていただいたことがヒントになっています。その方は、「山に入り、森林の香りに誘われると、前向きな答えしか出ない」とおっしゃっていたので、それ以来、私はひのきの香りを活用しています。
実際、森林浴作用のある香りには、頭の中をクリアにしてくれたり、頭脳明晰作用や、前向きな気持ちにしてくれる作用があります。PC作業が煮詰まってくる頃にもオススメの香りです。
さあ、つくってみよう!
*用意するもの
・30mlの遮光瓶(スプレータイプ)
・無水エタノール(3~5ml)
・精製水(25~27ml)
・前向きになれるエッセンシャルオイル(ひのき・レモンなど)
*作り方
(1) 遮光瓶を消毒する(よく乾かしておくこと)
(2) 遮光瓶の中に3~5mlの無水エタノールとエッセンシャルオイル(ひのき10滴&レモン5滴)を入れる
(3) 精製水を25~27ml入れて蓋をしめ、よく振って出来上がり
*使い方
PC作業中のモヤモヤしてきたときに。いいアイデアが浮かんでほしいときにシュッとひと吹きしましょう。
*注意点
防腐剤が入っていないため、45日を目安に使い切りましょう。
*ワンポイントアドバイス
ひのき、レモンなどの香りは、すばやく頭部にはたらきかけます。気分を切り替えたいとき、新しいアイデアが欲しいときにオススメの香りです。
*めんどくさがりやのあなたには
ここまでするのはめんどくさい、という方には、ここに紹介したエッセンシャルオイルを中心に、お気に入りの香りをひとつ見つけて、アロマショップなどで購入するのでも大丈夫です。
オフィスの場合はアロマポットを置くわけにもいかないでしょうから、オイルをハンカチやコットンに1滴垂らして、そばに置くだけでOK。作業に疲れてきたら、積極的に香りを吸い込んで、頭をスッキリさせましょう。