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あなたが人を頼れないと、ほかの人もあなたを頼れなくなる(脱マッチャー)

こんにちは。あなたの夢をかなえる目標達成コンサルタント&どっしりギバーのための7つの習慣活用講座担当講師のこうめいです。

今日はマンガからあなたが『自己犠牲型ギバー』や『マッチャー』から抜け脱コツを一緒に学んでいきましょう。

今日は私が好きな将棋の漫画『3月のライオン』からこんな言葉を引用してみました。

……力をかりたら、次は相手が困ってる時お前が力をかしてやればいい。世界ってそうやってまわってるんだ。一人じゃどうにもならなくなったら誰かに頼れ。でないと実は誰もお前にも頼れないんだ

3月のライオン 第3巻より

主人公の高校の担任の先生林田先生のセリフですが、この先生ちょくちょく私たちにも大事なことを教えてくれるキャラクターです。

自己犠牲型のギバーとマッチャーは人の力を借りるのが苦手です。

いや、厳密にいうと自己犠牲型のギバーは『自分に近しい人』の力は当たり前のように借りるので、一番人の力を借りるのが苦手なのはマッチャーかもしれません。

おっと、その前にギバーとかマッチャーって何だという人のためにいつもの分類をまとめたものを書いときますね。

■自己犠牲型ギバー:自分より相手の利益優先する優しい人だが、テイカーに奪われる人生を送りやすい

■テイカー:自分を優先して相手から奪う人。一言でいうとズルい人

■マッチャー:テイカーを許さない公平を大事にする人。ただし、自分から借りを作りたくないので弱みを見せるのは苦手

■他者志向型のギバー:テイカーと戦う知恵と勇気を身につけたギバー。自己犠牲型では自分の大切な人まで傷つくことに気がつき、自分より相手を優先にしながらも理不尽な人は跳ねのけられるようになった真の成功者

GIVE&TAKEより意訳

このマッチャーですが、バランスを大事にする人なので誰かに貸しを作ったり借りを作るのがめちゃくちゃ苦手です。

テイカーのように人様を踏みつけにしてでも自分の利益を上げようとする人は大嫌いなのですが、その反面、自分がテイカー化してしまわないように気も使ってしまう。

もっというと、いらぬ気まで使ってしまうんです。

これっていいことのように聞こえるけど全然いいことじゃありません。

先ほどの林田先生のセリフにある通り、この世の中は助け合いでできているわけです。

それにもかかわらず、自分一人の力で何でも解決しようというのは無理な話なんですね。

そして、あなたがそんな無理をしているので、あなたを頼りたい人までもが警戒心を持ってしまい頼ることがなかなかできない。そんなサイクルになってしまうわけです。

何でも公平に!と考えるのは大事なことですが、もう一つ大事なのは、「恩送り」という概念。

自分はAさんにお世話になったからAさんに恩返しをしないと公平じゃない。という考え方も大事なんですが、こういう考え方も必要なんです。

自分は困っているときにAさんに助けてもらった。その恩を忘れずに、今度同じことで困っている人がいたらその人を助けてあげよう。Aさんにしてもらったように。……とね。

この後者の方の考え方を恩送りといいます。

マッチャーのあなたの視点からすると、Aさんに恩があるならAさんに返したいし、Aさんに返せるものがないなら頼ることはできない。という気持ちはよくわかります。

でも、それではAさんだけでなく、ほかの人たちもあなたに力を借りることができなくなってしまうわけです。

だから、Aさんに恩返しができるならAさんにも恩返しをして、仮にできなかったとしても、Aさんにしてもらった恩をほかの人に送っていく。そうすることで笑顔の人を増やすことができる。

そう考えられるようになると、きっと世界が変わって見えてくると思います。

だからこそ、人を頼るかどうか悩んでしまったときにこの言葉を思い出してください。

あなたが人を頼る勇気を出してこそ、周りもあなたを頼れるようになるんだよってね。

ということで今日はここまで。


どっしり塾では毎月6・26日にどっしりギバーのための7つの習慣活用講座を開講し、ギバーとして自己犠牲型を卒業するための授業を行っています。


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