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相手の嫌なところを探す人、いいところを探す人

こんにちは。ギバー型経営者のためのカルチャースクール!どっしり塾のこうめいです。

noteのフォロワーさんが昨日急激に増えました。おそらくどなたかが紹介してくれたのかな?と思うんですが、感謝感謝です。

ところで私なんですが実は行政書士になる前の4年間と、行政書士になってからも飛び飛びでのべ6年以上の計10年塾の先生をしていました。

最初は塾の先生なんて私は向いていない。そんな風に思っていたんですが、本気で向き合ってみると非常に楽しくって、行政書士よりも天職なんじゃないかってくらい肌が合っていたんですよね。

いまでも実はひっそりと『学習塾どっしり』という名前で学習塾も運営していたりするんですが、これ以上語ると長くなるので今日の本題に入ります。

私塾講師の時にいくつかあだ名がありまして、その中の一つが「再生工場」と呼ばれてました。

若い人にはピンとこないかもですが、あだ名の由来はノムさんです。

元ヤクルトスワローズなどの監督をしていた野村監督がチーム再建の能力の高さを評価されて「野村再生工場」なんて呼ばれてましたが、同じような役割を担っていたので「阿部再生工場」と呼ばれてました。

というのも私が勤めていた塾は1学年で学力順に何クラスもある集団塾だったのんですね。だから上のクラスと下のクラスでは指導の仕方も、接し方も変えていかないといけない。

しかもその状態から全員第一志望の高校に合格させるために成績を伸ばさなければならない。ということで、結構生徒やクラスを引っ張っていくのが大変だったんですよね。

例えば宿題なんかにしても上位クラスは「宿題やってね」でやってきてくれます。下位クラスは先生の好き嫌いで優先順位が変わり、国語はやってきても英語はやらない。といったことが普通に起こります。

こういう問題に各教科の先生が対処するわけですが、それでもどうにもならない状況が続いたら私が投入されるわけです(笑)それで再生工場と呼ばれてました。

ということで今日は、D・カーネギーの『人を動かす』を参考に私も実践してきた体験をちょっと話していきますね。

わずかなことでも惜しみなく心からほめる

D・カーネギー 『人を動かす』 人を変える9原則

実はこの「ほめる」という行為を結構苦手にしている人がいます。偉そうに言ってますが私自身塾講師をしてなければ、きっと苦手のままだったと思います。

なんせほめようと思うと、慣れていない時は言葉がのどの奥に引っ掛かって出てこないんですよね。

しかも出てきたとしても「いいね」「すごいね」「上手だね」といった相手に何にも感じさせない誉め言葉もどきしか出てきません。

でも、苦手な人はそこから頑張るしかありませんから頑張って言葉に出す習慣をつけてみてくださいね。

ただ一つ気を付けてほしい点があります。それは、言葉だけでなく本当に心からいいと思ったことを見つけて褒めてあげることです。上っ面の言葉はなんでか人にばれます(笑)だから言葉が下手でも心からほめるのが大事なんです。

だから例えば作業が遅いけど丁寧な子がいたら、「丁寧だね」「字がキレイだね」と本当に感じたことをほめるんです。

この誉める習慣が身につくとどんないいことが起こるかというと、物事の悪い面にばかり目が言っていた自分の視点や思考が、いいところを無意識に探すように変わるんですよね。

そうすると、褒めるレパートリーも増えますし自然と誉め言葉も出てくるようになります。

そしてこの努力はあなたにもいい効果をもたらします。

人の暗い部分ばかり見て悪口ばかり言っている人は、負のパワーに覆われて生きていくのでいいことが起こってもいいことと捉えられませんし、チャンスが来てもつかむことができません。

その一方、いいところを中心に物事を見る習慣をつけると世の中が正常に見えるようになるので満足感も上がりますし、チャンスもつかみやすくなります。

情けは人の為ならず。なんてことわざがありますが、誰かをほめることができる人間になるということは、間接的に自分のことも幸福にできる人間になれるわけです。

ということで、ちょっとしたことでもいいから心からほめてみよう!という話をしましたが最後に褒めるときのちょっとしたコツです。

ほめるときは「能力ではなく、行動をほめる」ということに気を付けてください。

というのも能力をほめるとその人は成長しなくなってしまうんです。逆に能力が発揮できずに失望されたくないと変なプレッシャーを感じて動けなくなってしまう人もいます。

その一方行動をほめるなら、それは継続してもらえますので心配ありません。

また、嘘で褒めるのはダメです。思ってないことで褒めたら、褒められた側は最悪馬鹿にされた気分になります。

私みたいに太っちょのいかつい人に向かって「スタイル抜群ですね」とほめようものなら、「ハイ!横綱目指します」と私なら皮肉を言いますよ(笑)

信頼を積み重ねたいなら嘘はついたらダメです。

もちろん正直に何でも言えばいいわけではありませんが、嘘はつかないというルールは自分の中にしっかりルールとして決めたうえで、相手のいいところを見つけて褒める訓練をしていきましょう。

他にもいろいろありますが、とりあえず今日は「心からほめることができると人は動いてくれる&成長してくれる」ということを知ってもらえればうれしいなと思います。

ということで今日はここまで。

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