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日産がスペイン製ミニEV『silence S04 Nano car』を販売する理由

📂no+e 『備忘録:日産Silence S04 Nano car(その2)』

前回↓no+e の続きです

日産が今回販売する、このスペイン企業開発・製造の日産Silence S04 Nano car(←仮称)だが、こうなるにはそれなりの理由があったようだ。
 なんと、
①silence S04が旧日産バルセロナ工場で製造されているとのこと。
②そして、それが単に売却した元日産工場跡地で製造されている……と言うことでなくて、この工場での製造請負のproject「D-Hub(ディーハブ)」のエンジニアディレクターの一人が23年間日産で働いたリカルド・カロンジャ氏ということ。
  実際のところはわからないが、話の流れは、良い感じではある。工場売却時に、この後継企業と販売協力までの話も入っていた等もありうる話。実りある結果を望みたいし、心情的には大いに応援したい
「D-Hub(ディーハブ)」はバルセロナにある2つの自動車メーカーQEV(キューイーブイ)とBtech(ビーテック)が、旧日産工場を利用して電気自動車の生産を始めようというプロジェクト

さてsilence S04 nano carだが2モデルある。
L6eモデルは時速45キロしか出ない、ヨーロッパにあるクワドリクシルと言う規格に乗っかったもので忘れるとする。
注目するは、L7eモデル
Silence S04 Nanocarは、コンパクトなサイズながら実用性の高いミニEV。主な仕様は以下の通り。
全長2.28m、全幅1.29m、全高1.59mの超コンパクトボディ
最高時速85km/h、0-50km/h加速は7秒以内
走行距離は149km(WLTPモード)
14kW(ピーク22kW)の電動モーター
2基の5.6kWhリムーバブル式バッテリーパック
247Lの大容量トランクスペース
My Silenceアプリで車両の操作や共有が可能
16歳から運転可能なB1/B運転免許で運転可コンパクトでありながら2人乗りで実用的な室内空間と、取り外し可能なバッテリーパックが特徴的です。都市部の移動に最適なEV。
と言うことらしい
試乗記↓

乗り心地は厳しいものがあるようだ。トヨタC+pod (シーポッド)もそうだがそうだが、超小型EVならではの事情があるようだ(今回は触れない)

上記サイトによれば
『サイレンスS04 L7eナノカーは、ホワイトメタリックの車体で16,650ユーロの基本価格で注文できる。電動四輪車として、廃車時に30%または40%のインボイスディスカウントが受けられる国家エコボナスの対象である。プレミアム・パックを装備した最初の500台は定価18,165.00ユーロで購入でき、2023年10月31日までの注文にはキャンペーン価格17,900.00ユーロが適用される。マット・グレーのシェードは655.00ユーロの追加料金で購入可能。エコ・レザー・コンフォート・シートは435.00ユーロの追加料金でお求めいただけます。すべての価格には付加価値税が含まれ、登録税、道路税、配送料は含まれない。』とのこと

16,650ユーロで日本円280万円ぐらい……
ま~なかなかのモン。そりゃ、日本じゃ売らないわけだ(サクラもあるし)
いや、突如日本販売が実現しても責任取らないけどね


📁 no+e 『備忘録:日産Silence S04 Nano car(その2)』の項  [了]

以下は参考サイト

今回は以上となります。
最後迄お付き合いいだきましてありがとうございます[EOF]

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