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【2024年7月最新版】ChatGPT-4とX(旧:Twitter)を連携してツイートを自動化する

タイトルについて、ネットに同じような記事があるのですが、それらを実施しようとすると色々内容が新しくなっており、試行錯誤することになりました。
※今度試行錯誤の流れも記事にします。
結果分かった最新版の手順を共有します。

▽必要なもの▽
 Makeアカウント
 Twitterアカウント
 ChatGptアカウント
 クレジットカード

ChatGPTの利用設定を行う

まずはMake(https://www.make.com/en)にログインします。
※アカウントがない場合は作る

右上の「Create a new scenario」からシナリオを作ります。

真ん中のクソデカ+ボタン ⇒ OpenAIをクリック。

Create a Completionを選びます。

OpenAI connectionでAddを押して、

API KeyとOrganization IDを入力して「Save」を押してください。
※それぞれのID取得画面には入力枠下のリンクから簡単に飛べます。

その後、以下のように設定します。
Select Method:Create a Chat Completion
Model:適当。上に行けばいくほど賢い。料金/トークン量で好みを選んでください。
Messages:Message1
 Role: <適当>
 Message Content:<ChatGPTに返してもらいたい内容の要求>
Max Tokens:1000 ※一回の生成で消費されるトークン制限。好み。

最後に左下のShow advanced settingsをONにして、「OK」を押します。

これでChatGPT側の設定は終わりです。

API利用料金を払う

過去Makeを使った連携の記事を書いてくださった先達の時代は(2023年は)ちょっとだけならAPIを無料で使えたみたいですが、今はChatGPTのAPI利用は有料です。

以下のOpenAIのOrganizationページにログインして、「Billing」からクレジットカードを登録し、ちょっとだけ利用料金を払ってください。
https://platform.openai.com/settings/organization/general

※私は5ドル払いました。

これでChatGPT側の準備は完全完了です。

Twitterと連携設定をする

Makeのサポート記事を参考に行います。
https://www.make.com/en/help/apps/marketing/twitter

TwitterのDeveloper Portalへアクセスしてください。
※apiアカウントがない場合は作成してください。フリープランで良いです。

Project&Apps ⇒ Key and tokensタブを選び、Consumer Keysの「Generate」をクリックし、API Keyを生成。メモ帳などに控えて保存します。

そしたら、次はSettingsタブでUser authentication Settingsの「Edit」を押して、

ここが過去の手順たちと違うので重要なのですが、以下のように入力します。
・Read and write and Direct message
 チェックをいれる
・Type of App
 Web App, Automated App or Botにチェックをいれる
・Callback URI / Redirect URL
 https://www.integromat.com/oauth/cb/twitter2 and  https://www.integromat.com/oauth/cb/twitter
・Website URL
 https://www.integromat.com/oauth/cb/twitter

Saveボタンを押すと、ClientIDとClient Secretが出てくるのでメモ帳などに保存します。

次に、Makeにアクセスしてください。
で、ChatGPTアイコンの右横にちょっとだけはみ出てる部分を押すと、連携するモジュールを追加できます。

X(formerly Twitter)を選んでください。

「Create a Post」を選びます。

「Connection」でAddを選択すると、API KeyとAPI Key Secretが求められると思いますので入力してSaveします。

すると、別のポップアップが立ち上がってTwitterの認証が求められるので、認証してください。
次に、先ほど取得した「ClientID」と「ClientSecret」が求められると思いますので、入力してSaveを押します。
これで認証が完了するはずです。

その後、その下のText ContentにResultと入れ、OKを押します。

これで全部の設定が完了しました。

実行

実行してみたい場合は左下のRun onceから実行できます。

実行して、ChatGPTとTwitter、どちらのアイコンにも右上にポコンと「1」の文字が出てきたら成功しています。ダメな場合は警告マークになりますので、マークをクリックしてエラーメッセージを分析してください。

投稿できました。

所感

Makeの利点はSaaSなのでPCを落としていても勝手に自動投稿出来ることだと思います。Python等でスクリプトを組んで投稿しようとすると、常時起動しているサーバが自前で必要になります。

参考にさせていただいた神


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