Dolby Atmos試聴会@岡山 BEWEST に行ってきたよ
2024年5月18日 午後12時13分
私は新幹線岡山駅のホームに降り立った。
なぜ岡山を訪れたかというと、レコーディングスタジオBEWESTにて行われる、Dolby Atmosの試聴会に参加する為である。
……こんにちは……(照)
そんなこんなで体験してきました。
Xでサラッと感想をまとめようかとも考えましたが、せっかくなので長々とあーだこーだ書いてみようと思います。激烈にお暇な方はお付き合いいただけると幸いです。
実は前回も気になっていた試聴会。その時は気力体力共に枯渇しており、とてもじゃないけど参加できる状態ではなかったのですよ……。だから楽しみにしておりました!移動中もワクワクですよ。
駅からスタジオまではバス移動。知らない街を眺めるのは楽しいですね。
(一方通行多いな……。路面電車が走ってる町あるあるなのか?)
(うをッ⁉︎今川沿い曲がった85!トミタクさんだったりして⁉︎)
なんて、キョロキョロと挙動不審を炸裂させる事30分。最寄りのバス停に到着。着くの早過ぎたばい……。どうしようかな……。待たせてもらおうかな……。うむ。そうしよう……。
そろりそろりと近づいて行く。誰かおんしゃあ……。どちら様かしら……?声かけよう……。
私 「こんにちは……」
殿方「あ、こんにちは。試聴会ですか?」
私 「あ、そうです。着くのが早すぎて……。
すみません」
殿方「いえいえ、ぜんぜん。じゃあ……早速聴
いてもらいましょうか」
私 「あ、ありがとうございます(歓喜)」
と、いう事で早々に聴かせていただける事に。早速スタジオにお邪魔いたしました。
おお、これがNaokiさんが沼っておられたスタジオか。たのしっ(°▽°)
コンソールの前に座る。やはり中心はシビアなようだ。
最初はデモ映像のようなものを見せていただいた。
やばぁ……(←語彙力ナッスィン)
床はある。でも、壁?は無い。
Naokiさんのお話によると、球体を半分にした空間の中心に居る感じ、との事。
なるほど。だから、壁は無い。
次は、WESTBE RECORD から発表されたTHREEOUTの「Shining Star」
やばぁ……(←)
何だか本当に不思議。ボーカルが脳内で聴こえる。ちょうど耳の高さ、鼻の後ろ、脳の中心。少し上でドラムが鳴っているのも、今までに無い感覚。前から後ろへ音が走って行くと同時に、風まで吹いていった感じがした。
最後はミュージックビデオなのかな?スペーシーなアニメ映像。
やばぁ……(←イラッ…)
没入感がすごい。映像と一緒になると、より楽しめるコンテンツだなと思いました。
今回の試聴会で、Dolby Atmosやる!と、即決でご依頼されたアーティストさんも複数おられたとか。納得です。表現活動をしておられる方ならば、あんな感じもこんな感じも表現してみたい!と、想像が膨らんだに違いない。
視聴後は、Naokiさんからいろいろとご説明いただきました。
今回、お話する中で私が感じた事は、思ったよりもスピードが早いぞという事。Naokiさんは、4〜5年後には地上波もDolby Atmosでの放送が始まるのではないかとおっしゃっていた。来年には、Appleから何やら怪しげな装置も日本で発売される事が決定しているとか。(有名YouTuberがもう体験してるのかな?)
ヘッドホン買おう。じゃなくて。
Naokiさんは危機感を感じておられるのかな、とも思いました。
流れを止める事はできない。取り残される人々が出てくるだろう。自分がエンジニアとして出来る事は何か。
試聴者「ぎゃあ!推し様の声が脳内で…!
召される…!」(?)
からの
アーティスト「たくさんAtmosで再生され
てる!収益1.2倍!嬉しい!
召される…!」(まあまあ)
そして
エンジニア「Atmosの依頼が増えて嬉しい!
でも忙し過ぎ!召される…!」
(ダメなヤツ)
というハッピーサイクル(?)を作りたいと考えたのです。そのためには、まだ聴いたことが無いよ、興味はあるけど制作するにはハードルが高いよ、という人々に体験してもらい、直接話をする機会を作ろうと行動し、実行されたのが試聴会なのでしょう。
音楽に対する情熱が溢れております。
更には、スタジオも貸し出し、エンジニアの育成もするとおっしゃいました。
なんてこった。
愛ですな。
人に教えるのは想像以上に大変です。
うん。私もサイクルに参加するべくヘッドホンを買おう。しかしだ。りんごちゃんのヤツはとても直視できる金額ではなかった(涙)。他の良さげなヤツも全部まぁまぁな金額やね……。もうちょい迷おう。
私は今回、試聴会に参加して、心の底から良かったと思いました。エンジニアさんと直接お話する機会など滅多にありません。無いに等しい。そして、私はやっぱり音楽が好きだなと思いました。楽しかった!
最後に。Naokiさんとスタッフの皆さんへ。
私とおそらくは同年代の殿方達が
きゃっきゃうふふ言いながら
自ら更なる沼の底へとハマっていく姿を
楽しみに見ておりますよ!
ありがとうございました!!!!!
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