「生命保険証券…?しかも俺の名前…」 俺はその生命保険証券を封筒の中にすぐに戻した。 これって俺が死んだときお金が誰かに入るんだよな…。 大抵の場合だと、 家族や親族の誰か。 まさかな… 俺は最悪な未来を思い描いているかもしれない。 まだ1つの可能性としてあるだけだ。 でももし、その最悪な未来が起こったら… とりあえず何か行動しなければ… 俺はひとまず親族に目を向けることにした。 どうやら俺の親族には、 母の姉の美憂さん。 その夫の正志さん。 2人の間に生まれ
「2人しか描かれていない… というより消されている?」 俺はまさか…と思い、身の回りにあるものを手当たり次第に物色した。 その中にアルバムらしきものが紛れていた。 おそるおそる開けてみると、俺の予想は的中していた。 去年の夏にもおそらく写真を飾るつもりだったのだろう。 そこには、 「2023年 8月」とだけしか書かれていない真っ白なページがあった。 そして、1ページ前には家族全員で笑っている写真が何枚も飾られていた… もう何も考えたくなくなった。 想像したくもな
「許さない…絶対に許さないから…」 誰かの声が聞こえる。その声はだんだんと小さくなっていく…そのまま俺は安らかに眠りについた… ??「…きて!」 … ??「お…きて!」 …小鳥の囀りが聞こえる。 ??「起きて!」 …誰の声だろう。 ??「早く、起きて!」 …誰に言っているんだろう。 目を開けるとそこには声の主らしき女が立っていた。 ??「もう!仕事遅れちゃうよ! ご飯作ったから食べてね!」 そういって女は部屋を出て行った。 何が起きているんだろ
はじめまして! ジンベエザメの日記と申します! これからジャンル問わずいろんな投稿をしようかなと思います! 好きな食べ物はラーメン 最近ハマっていることは謎解きです! これからどうぞよろしくお願いします🙇 えっと、東京方面は右だな 東京方面は右方向だったから…こっちか? ん? うわっ!前から車が!!