季刊誌GLOBEの最新号(2024年7月号)が発行されました

 (公財)世界人権問題研究センターでは季刊誌GLOBEを年に4回発行している。GLOBEには、当研究センターの事業活動についての報告や予定のほか、当研究センターでの研究活動等が掲載される。

季刊誌「グローブ」は、当研究センターの研究活動やその他事業についての報告や予定、研究課題、研究員の紹介、外部からの声などを掲載しております(年に4回発行)。創刊号は1995年4月15日に発行した「1995春号」となります。賛助会員をはじめ、文部科学省、京都府、京都市、京都商工会議所および関係機関等へ頒布しております。発行部数は2100部になっております。

グローブ(季刊) | 公益財団法人 世界人権問題研究センター (khrri.or.jp)

 2024年7月、GLOBEの最新号が発行された。GLOBEは、下記のリンクからアクセスすることで、ネット上で閲読可能である。

 本プロジェクトチームからは、曽我部真裕(リーダー)が「プロ責法から情プラ法へーーインターネット上の誹謗中傷対策の新局面」と題された小論を寄稿している。本論文では、2024年5月10日の参議院本会議で成立した「プロバイダ責任制限法」の改正法(通称「情プラ法」)の制定経緯および概要が紹介され、情プラ法の意義と限界について論じられている。

 また、本プロジェクトチームの研究テーマと関連の深いものとして、松本和彦氏(大阪大学高等司法研究科教授)による「ヘイトスピーチをめぐる二つの判決」も掲載されている。ここでは、大阪市ヘイトスピーチ条例事件(最判令和4年2月15日)と川崎市ヘイトデモ事件(横浜地判令和5年7月11日)の2つの裁判例が紹介されている。


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