プロダクトオーナーの挑戦: 定量化する

okaneです。
今週は、プロダクトオーナー(PO)としての学びや気づきを共有します。
新たに学んだことを自分自身にしっかりと定着させるために、インプットをアウトプットすることが目的です。
そして、同じ舞台に立ち、同じようにプロダクトオーナーとして挑戦している方々に対して、少しでも参考になる情報や視点を提供できればと思います。

今週学んだことは、定量化の重要性です。
データは大きく定量と定性の2種類に分けることができます。

定量:数値、事実など誰が見ても同じもの
定性:各個人が感じる人によって変わるもの

と、私は定義しています。
今週はKPIを改めて設定をしようと、ユーザーの利用状況を定量的に可視化する取り組みをしていました。
定量的に可視化することで、「このボタンが気づきにくくてクリックされていないんだよねぇ」という定性データが「〇回のログインに対してクリック数が☐回であり△%のクリック率です」という定量データに変換することができました。
定量データのいいところは、

・誰が見ても同じ値であるため判断基準として取り扱いやすい
・事象を正しく把握できる(認識の齟齬がおきにくい)

などのメリットがあると思っています。
もちろん定性データも重要です。
例えば、「Aさんはこのボタンの色使いを見づらいと感じているらしいです」という定性データがある場合に、見づらさを定量的なデータに変換することは難しいです。
人が感じる定性的な内容も意見として把握し、判断をしていくことが重要です。

ただ、定量データの方が定性データよりも分かりやすい(判断しやすい)とは日々感じているので、定性データを定量的に取り扱えるようにする努力も重要だと思います。
例えば、「このボタンの色使いを見づらいと感じた人は100ユーザー中95人です」という内容になれば、見づらさが95%であるという定量データに変換することができます。

定量データと定性データのどちらも適切に取り扱いながら判断をしていきたいと感じた1週間でした。

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