プロダクトオーナーの挑戦: 根拠を明確にする

okaneです。
今週は、プロダクトオーナー(PO)としての学びや気づきを共有します。
新たに学んだことを自分自身にしっかりと定着させるために、インプットをアウトプットすることが目的です。
そして、同じ舞台に立ち、同じようにプロダクトオーナーとして挑戦している方々に対して、少しでも参考になる情報や視点を提供できればと思います。


その機能改善は本当に必要か?

弊社のプロダクトオーナーとしての業務の一つに「プロダクトバックログを作る」という仕事があります。
「プロダクトバッグログ」とは、ゴールにたどり着くためにプロダクトをどう進化させていくかの計画について、優先順位をつけてリスト化したものです。
具体的には、「誰の」「何を」「なぜ」「どうやって」解決するのかをプロダクトバックログに記載し、重要度や開発工数を加味して優先順位ごとに並べています。
そのプロダクトバックログを見て開発チームが実際のプロダクトへの反映方法(機能)を具体的に考え、実装を進めていくという流れで日々の開発業務を進めています。

つまり、プロダクトオーナーから開発チームへの実装依頼の方法としてプロダクトバックログが存在しており、プロダクトバックログを通してコミュニケーションを取ることも多いです。
そんなプロダクトバックログですが、この2週間については、プロダクトバックログを見た開発チームから「このプロダクトバックログの内容の〇〇ってなぜ必要なんですか?」「このプロダクトバックログって本当に必要ですか?」と開発チームから聞かれることが多かったように思います。
根拠が明確に提示できておらず、開発チームがプロダクトバックログを見た際に必要性を感じられなかった内容が多く含まれていたのだと思います。

根拠を明確にすることが重要

プロダクトバックログには、「誰の」「何を」「なぜ」「どうやって」を書いており、「なぜ」の部分で根拠を提示ていたつもりですが、他人が見た時に理解できない、根拠が明確でない部分が多かったのだと感じました。
実際、開発チームからプロダクトバックログの内容に関する突っ込みが入って初めて「あれ?なんでこんな内容を記載したんだっけ?」と思うことも多かったです。
根拠を明確にしようと意識はしていますが、まだ無意識に処理している部分も多くあるのだろうと感じました。
例えば、「おなかがすくからおにぎりをたくさん用意する」というプロダクトバックログがあった場合、「おなかがすくから」という理由は書けていますが、「なぜおにぎりなのか?」が書けていないというようなことが多くありました。
AだからB、BだからC、Cだから、、、と根拠はそれぞれの内容に対して必要であり、他人から指摘される場合は、根拠の漏れが発生しているように感じています。
漏れがある場合は、自分自身が深く考えられておらず、無意識に処理をしている部分であることを痛感しているので、漏れがないように根拠を考えられるようにしたいと思います。
具体的な対策は思いついていませんが、自分が記載した内容を何度かゆっくり読み返し、なぜを繰り返すしかないのではないかと現段階では思っています。

まとめ

プロダクトオーナーの業務に限らず、根拠を提示したり、なぜを明確にすることはどんな仕事であっても必要になると思います。
なぜを徹底的に考えて、みんなが納得できるような仕事をしたいと改めて感じました。

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