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ひぐらしのなく頃に 感想 -ー祟り殺し編--

気になったところをメモして残しておく。


今回、ひぐらしという作品と仲良くなれた気がしてきた。
今回の主人公は、大まかにさとこと、圭一だった。
そして魅音は味方。


コレまで、私が抱えていた疑問の一つが明らかになった。

圭一、なぜ雛見沢にきたか問題。

これまで圭一の両親は東京に何度も行き来している用事があるシーンが多かった。
なぜ、東京から遠く離れた雛見沢に来たのか?

それは、いじめが原因だった。
このシーンに学生時代の私の姿と重なり、軽い感動を覚えた。

そしてもう一つ。
オヤシロサマの手がない問題。

コレはさとこがやったことだったらしい。
でも、手首からあんなにポロッと落ちるもんなのかね?
なにか意味がある様な気がする。


今回の罪とは?

なんだか作品の、伝えたいことが、少しずつわかってきたと思う。
それは、人間が抱える罪と
自分から向き合うのではなく、他人に罰してほしいという責任転嫁なのではないか?

聡子は、りかちゃんがオヤシロサマ像を壊した犯人だと間違われ、折檻を受けたこと、
兄貴の、悟史(名前から見て、悟ることができるキャラなのか...?)
から置いて行かれたことについて、子供ながら強い罪悪感を抱いていた。
コレが今回のテーマのSinであり、crimeなのかもしれない。

まぁ、絶対にさとこは悪くないと思うけど。

人は何に対しても、罪悪感をえるものだなぁ。
そして、その罪を償おうとする行為も、何かオヤシロサマが関係している様な感じだった。

今回の鬼

コレまでは、魅音、レナが鬼の血を引いていることで起こされた惨事が多かったが、
今回は、圭一が文字通り、殺人鬼という形で鬼になっていた。

知能検査を受けている圭一の姿が見えた。
だから、鬼隠し編の初頭シーン、上級生の魅音にまで勉強を教えられたのか。と小さな伏線が回収できてよかった。

でも、圭一は、意味のないものには無関係な性質?だということがわかった。
この性格は後々ヒントになりそうだ。

リカがなぜが、亡くなっていた。臓物を取られているのは綿流しの臓物取りと関係していそうだ。
でも、いきなりこんな姿をみて、びっくりした!
誰が、なんのために?

さとこの叔母の死

さとこの叔母は撲殺されたという事件が、もう、第一章の鬼隠し編からあったが、
あれはさとしくんのやったことっぽかった。
つまり、やはり、事件は、人為的なものと、神秘的な物、両方の力が働いているということだ!

コレまで神秘的な祟りの物語だと思ったが、中々、人間模様も見れて面白くなってきてる!


圭一がさとこのおじを殺すんだが、それが、無かったことになってたのが不思議だった。
それは、薄々圭一が犯行をするのを気づいていたみおん達が隠蔽に手伝ったのか?

でも、死体が消えておじが死んでないのも不思議だよなぁ。

そして、犠牲者は編を重ねるごとにどんどん増えていく。
今回は圭一以外、全て亡くなった。
監督の入江も、りかちゃんも、
災害もオヤシロサマの意図的な物なのか?

でも、ダムに沈んでほしくないのに、なぜ村を傷つけることをするのか?

謎だった。

今回の好きギャラリー

さとこの特大ホームラン。意外性No.1だった
夏の白昼って感じでよかった。


あぁ、もう悲劇は起きないでほしい…
みんなの罪と心に潜む鬼と向き合って、本当のハッピーエンドが来てくれることをいのる

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