マツコさんのこどもを産みたいと思った話
社会人一年目、
電車通勤片道一時間半を終えて帰ってきたとき、
もっぱら
わたしは録画したマツコさんをみていた。
“知らない世界”、“怒り新党”、“夜ふかし”、“徘徊する”、“マツコ会議”、このあたりを癒しに、23時の夜ごはんを食べていた。
きっぱりした物言いや、
たまに人生の指針になるような、
名言めいた発言をなさる。
それは彼女が彼女の人生で得た経験を、
みているテレビの向こう側のわたしたちへと、
ほんの少しおすそわけしているように感じた。
ときを経て、
わたしは