ソリューション・サムライ

お客様の課題を解像度高く、理解・整理し、課題解決に向けた最適なご提案を行い、お客様の最…

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お客様の課題を解像度高く、理解・整理し、課題解決に向けた最適なご提案を行い、お客様の最良のパートナーとして、最後まで伴走致します。

最近の記事

PDF編集ソフトを使った業務改善

 近年、ビジネス環境の変化とともに、PDF編集ソフトの利用が一般的になってきました。今回は、A社様におけるKofax社のPowerPDFの利活用実例についてご紹介いたします。これを読んで、PDF編集ソフトの全社的な導入についてご検討頂けますと幸いです。 1. PowerPDFの導入背景と具体的な利用シーン  A社様では、社員に配布している端末全てに、PDF編集ソフトを全社導入しています。これまで無償のPDF閲覧ソフトを使用していましたが、特に、総務部門などからPDFファイ

    • 2023年ビジネス書ランキング1位「頭のいい人が話す前に考えていること」のレビュー

       昨年度のビジネス書ランキング1位に輝いた書籍、「頭のいい人が話す前に考えていること」を手に取りました。  この本は、デロイトトーマツ(現アビームコンサル)でビジネスコンサル経験のある安達氏の著書であり、ビジネスコンサルの色合いが強く感じられました。  私自身は営業をしていますが、参考になった点としては、7つの黄金法則の中で、「頭のよさは他人が決める」「人は、ちゃんと考えている人を信頼する」「知識は誰かのために使って初めて知性となる」といった他人の視点を重視し、他社の視点

      • 業務改善の今: AI時代における「業務の自動化」

         近年、ChatGTPなどのAI技術の発展もあり、企業におけるデジタルトランスフォーメーションは急速に推進されています。その中で、情報システム部門では、「業務の自動化」は極めて重要なテーマと位置づけられています。 1.自動化の範囲の拡大  以前は、個人や特定の部門における限られた業務の自動化が主流でしたが、現在ではAI、BPM、チャットボット、RPAなどのテクノロジの進展により、業務プロセス全体を通した自動化が理論的にも可能になってきています。これにより、企業はより大規模

        • 高橋浩一著書「なぜか声がかかる人の習慣」のレビュー

          「無敗営業」に続き、高橋浩一氏の「なぜか声がかかる人」の習慣を読み終えました。  この本を手に取るきっかけは、製品の押し売りではなく、お客様がお困り事があったときに、一番に相談に乗ってもらいたいと思う営業になるための方法についてでした。  本書では、自分の他者からの評価される強みを把握し、その強みを生かしたアクションプランを立て、貢献し、言語化し、更に他社との連携を深めていくサイクルが、「声がかかる人」の習慣であると説明されています。  著者の高橋氏は、「無敗営業」でも

        PDF編集ソフトを使った業務改善

          Adobe社のライセンス戦略

           Adobe社は、アメリカを代表するソフトウェアメーカーであり、PhotoshopやIllustratorなどのクリエイティブ活動に役立つ製品の提供や、PDF編集ソフトウェアとしてAcrobatを提供しています。  彼らのライセンス戦略を簡潔に表現すると、急速に永続ライセンスからサブスクリプションライセンスへの移行を進めています。ライセンスには、サブスクリプションライセンスとしてETLA(包括的ライセンス)、VIPがあり、永続ライセンスとしてTLP、CLP(現在は提供されて

          Adobe社のライセンス戦略

          BtoB営業のバイブル「無敗営業」のレビュー

          ここ数年、日本から出版された営業ノウハウ本の中では、最高の良書ではないでしょうか。BtoBの営業をされている方の教科書になりうる良書です。 【感想】 この本では、著書の高橋氏の実体験及び、お客様が営業に求めているアンケート結果を中心に分析されています。  力点を置いて書かれていると思われるのが「質問」であり、「質問」が、お客様の課題に対するズレを解消する手段であり、具体的な質問手法まで、詳細に解説されています。  もう一つ、この本で興味深かったのは、提案ロジック構

          BtoB営業のバイブル「無敗営業」のレビュー