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気象予報士試験対策 学科 一般知識

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気象予報士試験対策 学科 一般知識 降水過程、十種雲形と霧

気象予報士試験対策 学科 一般知識 降水過程、十種雲形と霧

🟣まずは雲粒
 水蒸気が上昇して冷却されて凝結することで雲粒ができます。エーロゾルなどの微小物質が空気中にあれば凝結核として働き、水蒸気が凝結しやすくなります。
また、海上の上空にある吸湿性のエーロゾルである海塩粒子は水蒸気の凝結を起こりやすくしています。

🟣雲粒が降水粒子に成長
(1)併合過程 暖かい雨
 雲粒同士が結びつき、より大きな粒子が落下中に小さい粒子を取り込んで降水粒子に成長して

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気象予報士試験対策 学科 一般知識 大気 その2

気象予報士試験対策 学科 一般知識 大気 その2

大気の部門に関する過去問です。昨日の記事「気象予報士試験対策 学科 一般知識 大気」を合わせてどうぞ。

令和4年度第1回(第58回) 学科一般知識 問1
正誤問題
(1)対流圏の気温の鉛直分布は放射収支によって決まり、気温は平均的に高度が1km高くなると約6.5℃低下する。❌
👉対流圏における気温の平均的な鉛直分布は、放射のバランスと対流による大気の鉛直混合および水蒸気の凝結過程によりほぼ決ま

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