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キャラクターや企業ブランドに対しての考え方(クリエイターさんに対しても通ずると思っている)

キャラクターのライセンスをお預かりして商品化やイベントをする側のことを「ライセンシー」と言います。
キャラクターのライセンスを管理して、許諾をする側のことを「ライセンサー」と言います。
SUZURIは「ライセンシー」です。

「サー」と「シー」の違いですが、
あいうえおの順で見たときに、「サ」が「シ」の上にきます。「ライセンサー」の方が立場が圧倒的に上です。
いわゆる、キャラクターの生みの親です。

「サー」側にその企画はダメです。と言われてしまえば、こちらがどんなにいい企画と思っていてもNGになってしまいます。
なので、取り扱いたいキャラクターに対して、最大の敬意を払い、理解を持ってお話をする必要があります。
敬意と理解の点について噛み砕くと、
極端な例を挙げますが、「児童向けの作品」で「パチンコ」コラボをしたいと思って企画を出しても、ターゲットがあまりにも違うため許諾が降りない可能性が高いです。これは理解しやすい例として書きましたが、作品のターゲットと作りたい商品や企画のターゲットや目的の認識がずれていると作品のことを知らない、と思われお仕事できなくなります。
そのため、作品に対してのリスペクトはとても重要です。

そしてこれは私個人の意見ですが、「IPにSUZURIを使ってもらいSUZURIの売上を上げる」という認識よりも、「SUZURIを使ってそのIPのファンを増やすご協力をする」という認識が私は気持ちよくお仕事ができるなあと思っています。

また、キャラクターに限らず、企業が抱えるブランドも同じだと思っています。
SUZURIで関わっているところだと例えば、カルビー様のじゃがりこなど。
歴史の長い、誰もが知るみんなに愛されているブランドです。
カルビーさんが大切にしていないはずがありません。

これからもどんどん企業コラボだったり、IPビジネスだったりを進めていくことになると思います。
版元様やお客様からSUZURIわかってる〜と思われるようなお仕事をしたいですね。


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