合氣道を学ぶ

私は茨城県つくば市の心身統一合氣道会の聡心館道場で合氣道を学んでいます。

24年程道場に通っており、今も継続しております。そこで、私なりの合氣道の紹介をさせて頂こうと思います。

◆合氣道ってどんなことするの?
合氣道は武道の一つで、大自然の法則に従うことを学びます。
いろいろな理由があるようで、合氣道に試合はありません。​
お稽古では、合氣道の技の型に沿って,約束稽古で投げつ,投げられつして動きの精度を高めていきます。​
無理な動きや体を痛めつけることがなく、ストレッチ的な効果もあるので健康にも良いと思います。​
激しすぎる動きはないので、年齢問わず何歳からでも始められます。

◆なかなかうまく投げられません
上手な方が技を掛けると,難なく相手を投げることができます。​
ですが、約束稽古とはいえ、一般的にはなかなかうまく投げることができません。​
投げてやろうとか、相手をどうにかしてやろうとか思うと、意識的なのか無意識的なのか、相手から反発や抵抗にあいます。​
強引にやろうとすると、相手は嫌がるんですね。​
こういう「我」が,合氣道では「投げることができない」という形で露呈してしまいます。​

◆お稽古でわかること
相手を投げることができない原因は自分の側にあります。​
強引ではないか、落ち着いているか、リラックスしているか、積極的であるか、正直であるか、誤魔化しはないか、慢心はないか、謙り(へりくだり)すぎてはいないか、伸び伸びしているか、心地良くいるか、自分を大切にしているか、相手も大切にしているかなどなど、他にも主に自身の考え方に起因する理由が多数あり、これらをある程度クリアできていないと相手は投げられてくれないようなんです。​
このように日常でもトラブルの元となるような自分の問題点が、お稽古を通して浮かび上がってきます。​
なので、投げることができない自分がちょっと恥ずかしかったりします。。。​

◆お稽古を通してやっていくこと
それで、合氣道を学ぶとこれらの問題点がすぐに改善されるかというと、まあ、そうすぐには改善されません。
残念なのか幸いなのか、即効性はなさそうです。
今の自分に気付かされ、軽く唖然とするところが始まりです。
そこから時間を掛けて、心の使い方、身体の使い方を学び、少しずつ自分を再形成していきます。
目指すところは、心身を統一し、自分の持っている本来の力を発揮できるようにすることです。
最初は何をやっているのかわからず戸惑うこともありますが、続けていくうちに徐々に理解が進んでいきます。
同時に、取り組んでいることが結構難しいとに気付き始め、それ故に面白く感じるようになると思います。

◆結構楽しくやっています
そんなこんなで、先生にご指導頂きながら、毎回笑うしかないくらい多くの課題に直面しています。
このような状況の中,老若男女の会員さんたちが「只今成長中!」とお稽古に励んでおります。

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