エル・カンターレに出会って

子育て

トンビが鷹を産む。ということわざがありますが、子供たちが小さい頃から、周りの大人の人たちは、子供たちを見て、私を見て

という顔をされました。まあ顔が似てないのもですが、
たぶん、なんでこんないい子の母親がこれなの、
と思うからです。
つまり、母親が馬鹿に見える、パッとしないからです。
本当にそれは、当たっていて、私は、小さい頃から、問題児、駄目な事をしてしまうので、私の親も困っていた感じでした。
小さい頃から悪い事をする子だったので、大人になっても、そうそうまともにはなりません。
急いでいる時、信号無視をする。道でもないのに、近道をする為かってに入っては、いけないところを入ってしまう。(芝生など)
あと楽しいから、変なことをする、イタズラしてしまう、大声を出す等、数え始めたら、たくさんあります。
なので子供たちの方が
「ママ、それは駄目だよ」
と言うのです。しかし私は、勝手な言い訳をして、
「小事においては、柔軟であれ、大事においては不退転であれ」
なんて言い出し、ルールを守らないことがたくさんありました。
そうなってくると、子供たちは、恥ずかしいので、自分は、良い子にならないといけない感じになり、自然と良い子になったのです。
よく子供が言いました。
「ママに育ててもらってよかった」
私の中では、駄目人間が必死で頑張ってきただけなので、
「なんで」
「あれを、してはいけないとか、言わなかったし、ママの方がおかしかったから、自由に出来た」
でした。娘がいうには、イメージとして親たちが、白い箱に子供を入れようとしてしばるが、母親が自由人だったので、自由にさせてくれたと言うことだったのです。
私としては、個性を大切にしないととは、思いました。後、先生の教えである、与える愛、人に優しくする、約束を守る、嘘をつかない等は、教えていましたが、自分でも努力の途中なのに、何々しなさいとは、言えなかったのです。
おかげさまで、2人とも、思いやりのある大人に成長してくれたのです。




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