見出し画像

Knowクエリのコンテンツ黄金比

こんにちは、加藤です。
この記事では私がマーケティング会社のSEO担当として、3年間働いてきて確信、Knowクエリの黄金比を解説します。
SEO担当者としての地位を確立させたい、SEO運用担当者として社内で地位を確立したいという方が参考になる記事です。

▼筆者のプロフィール
・2016年ブログブームの時にブログ執筆開始
・個人ブログ最高18.9万PV
・世界に500万人ユーザーを抱える語学会社のSEOコンサル
・年間600本以上のSEO記事制作
・公私共にブログが大好き

Knowクエリの黄金比とは

Knowクエリ記事における構成黄金比

結論、Knowクエリで記事を書くのであれば、構成比率は以下にするべきです。
・8割:役に立つ情報
・2割:セールス

Knowクエリの黄金比はなぜ8:2なのか

CVを取ることが目的のSEOブログにおいて、「Knowクエリではなぜ役に立つ情報8割、セールス2割」にするのかというと、Knowクエリで検索してくるユーザーは、CVから遠いユーザーであるためです。
このユーザーは「何かを知りたい」「〜ってどういうこと?」という疑問を持って、記事に入ってきています。
「何かを買いたい」「何かをしたい」というニーズはかなり少ないユーザーといえるでしょう。
こういった買う・するといったアクションを取るモチベーションがない人に対して、「これ買って!」「ここ行ってみて!」と言ったところで、邪魔な客引きかのごとくスルーされてしまいます。

Knowクエリユーザーは「認知」段階

マーケティングファネルで考えると、Knowクエリで検索してくるユーザーは、「認知」に位置していユーザーだといえます。

このユーザーに対しての最適なアクションは、認知から「興味関心」へ移行させるための後押しをしてあげることです。
それが、自社の一次情報なのです。

一次情報とは

一次情報はその会社しか持っていない情報のことを指します。
・成功事例
・自社独自データ
・自身の体験、経験
が一次情報にあたります。
ここ数年Googleは上位表示の条件の1つとして、この一次情報を非常に重要視しています。
Googleが重視する=ユーザーが重視する、ということです。

住宅業界の一次情報とは?

例えば住宅業界のブログであれば、一次情報として施工事例写真や間取り図を用いることがあります。
「こんな素敵なお家を私も作ってみたい!」「この動線すごく便利そう」という気持ちを醸成することができれば、もっとたくさんの施工事例や間取り図を見てもらえます。
認知→興味・関心へ移行したと言えるでしょう。

Knowクエリを我々はどう活用するか

Knowクエリの目的は記事の前半で情報をギブして、気分良く読み進めてもらって、自然な流れで自社の一次情報を見てもらうことにあります。
これが初っ端から、セールス=一次情報だと、検索意図とずれが生じ上位表示できない事態になります。
Knowクエリにおいて、上位表示できなければ記事を作った意味はほとんどなくなるので、前半8割に役に立つ情報を入れていると言ったわけです。

一方で、役に立つ情報10割だと、情報だけを取って帰られる状態です。
役に立ちつつ、セールスもできる、その黄金比が8:2なのです。

まとめ


Knowクエリにおける黄金比は、
・役に立つ情報:8割
・セールス:2割
です。

役に立つ情報とは、「〜とは」「メリット・デメリット」「注意点」のような情報です。
記事の8割は、この検索意図を満たしてあげることが目的です。
気分よく読み進めてもらったら、最後にちょろっと宣伝、一次情報を入れます。
そうすれば、認知→興味関心への移行を後押しできます。

これがKnowクエリにおける黄金比です。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?