告知を受けた日。

4/10(月)
夫と2人で生検の検査結果を聞きに行った。

「何もなかったらいいね。」

車の中では、この程度の会話だったように思う。


病院で受付をして
緊張を紛らわせるように本を読んで待つ。
本の内容は入ってこない。

あとで読み返さないとなぁ。と思いながら目で文字を追いかけた。


呼ばれて診察室へ入ると

先生と、看護師さん2人の3人が居て

ギョ。となる。


先生は優しいトーンで話しかけてくださる。

「生検の結果は

悪性でした。




がーーーーん。




頭の中がの状態。


ゆっくり丁寧に話をしてれているが
頭に入っていない感。

これはいけない!聞かないと!感。

状況が飲めず、涙はまだ出てこない。
本当にびっくりしたときは涙は出ないことがわかった。

私の左胸にいるガンの性格の話。

一通り、生検の結果を説明してくれたところで


「びっくりしましたよね?」

と先生の言葉で涙が出てくる。


涙を拭いながら、話を聞く。

夫も目に涙を浮かべながら。

手術のこと。
術後のこと。
子どものこと。(希望するのかを含め)

一通り聞き、
びっくりで、何を聞きたいのか、何を知りたいのかすらわからないけれど

先生との面談は一旦終了。


次は
血液検査(7本も取った9本だったかな)や看護師さんとの面談で
少しずつ理解できてきた。



6月に手術が出来そうだから
そこに向けての検査スケジュールについて。

この生検の結果は左胸のしこりのことだけ。

これから手術するまでに
転移はないか
左胸のしこり以外に気になる箇所はないか
身体が手術できる状態であるのか
口腔外科

あらゆる面からの検査をしないといけないことがわかった。

夫は全ての検査について行きたいと言った。
それは無理ですよ夫さん。お仕事ありますからね。

看護師さんが話をしてくださった中でわかったことは


自分の気持ちが1番大切にすればいい。

ということ。

今日の今日告知を受けて

全摘することや再建の話、こどもには何て言う?

色々考えることがあるけど

自分の気持ちを大切に考えてみてくださいね。

と話をしてもらって

何とか心が落ち着いた。
(落ち着くはずはないけれど)


帰りの車で
2人で

涙を流しながら

頑張ろうね。

と話をした。

そして帰り着くと子どもたちがいるので
車の中で夫が私の両親に電話をかけてくれた。

夫の両親にも。


幼稚園に末っ子を迎えに行くと
1番最後で半泣き状態だった。

そして、心からハグをして
コンビニにアイスを買いに行った。

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