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呼ばれた話

noteなるものを始めてみようと思い立ったは良いものの、何から書けば良いのやら分かりませんが、手始めに去年の夏のパワースポット初めの話でも。
パワースポットには元々興味はあったけれど、特に知識があるわけでもなく、ボンヤリと伊勢神宮が最強なんでしょ?くらいな感じでした。
自覚はあまり無いけれど、私は見る人が見ればそれなりにパワーも持っている方らしいです。
ところがそんな私にスピリチュアルなパートナーが出来、色々なスポットや神様に関する知識を叩き込まれることになります。その中で出て来たのが奈良は十津川郡、玉置山の頂に鎮座する玉置神社。写真を見た瞬間バチンとハマった感じがありまして、「よし!ここに行こう!」と勝手に決定。しかしながらここは知る人ぞ知る【呼ばれないと行けない神社】だそうで、ネットで調べてみると様々な行けなかったエピソードが。実際私もパートナーとの休みが合うのかとか、もし合わなかった場合自分は免許持ってないから行けないなとか、当時はまだ猛威を振るっていたコロナに罹るかもしれないとか、予定してる日に台風が近づいてるとか、行けなくなる方に転ぶキッカケは幾つもありました。しかしそこは元来ポジティブで楽観的な私のこと。全てのことに対して「大丈夫でしょ!」と思っていました。根拠は全くありませんが(笑)
天気に関しては、子供の頃からスーパー晴れ男なので一切心配せず。
さて実際どうだったかと言いますと、
お互い一般企業勤務ではないので休みの予定が二転三転した結果バッチリ被り、台風は前日に通過してしまい、幸いコロナにも罹らず、その他諸々の細かいことも難なくクリア出来たのでした。
さあ、あとは行くだけ!…なのですが、その道程でトラブルに遭って行けてない人が沢山いるようで、最後まで気が抜けないのです。
関東から行くと、大阪伊丹空港から車で3時間ほど。行程が長い上に、山に入ってからはクネクネの凄い斜度の道。運転を引き受けてくれたパートナーに感謝感謝です。道中エンジントラブルも倒木なども無く、トンネルを抜けるとピーカンなのに地面はびしょ濡れという晴れ男パワー全開の不思議現象(恐らく直前まで降ってた)が連続で発生。途中ナビが違う道を示すというトラップもありましたが、引っかからずに辿り着いたのでした。
上からの景色は、真っ白。
途中濃霧だと思っていたものは雲海だったようで、見渡す限り雲という幻想的な光景。
肝心の神社はというと、ちょっと怖い雰囲気を湛えた荘厳な雰囲気のお社です。
鳥居を潜った瞬間から、指の先まで微弱な電流が流れているような感覚。ずっとピリピリ。
先ずは玉石社にお参り。3本の杉に囲まれ、地中に埋まった大きな石が、本殿裏手、山頂までの道のりの途中に祀られています。御祭神は大巳貴命。先ずはここにお参りしてから本殿にお参りするのが正しい順番だそうで。玉石社は、写真を撮るのも憚られるくらいに何とも言えない雰囲気のある所でした。お参りが終わると、さっきまで下界を覆っていた雲が一気に晴れ、麓まで綺麗に見渡せるようになりました。これもまた絶景。
山頂の方も気になっていた私ですが、時間が押していたこともあって山頂までは登らず。後で調べると龍神水なるものがあるとか。後々龍神とのご縁が分かってくるのですが、この時知らなかったということはそういうこと。また来なさいということかと納得。
本殿の御祭神は国常立尊、伊弉諾尊、伊弉冊尊、天照大御神、神日本磐余彦尊。こちらも無事お参りを済ませまして、おみくじを引いて「大吉」。
ありがとうございましたとご挨拶をして境内を出るといつの間にか治まるピリピリ。何だったんだろうあれは。
下山し始めるとすぐにリスが出て来てくれました。動物は歓迎の合図だそうで。良かったねなんて話していたら、経験したことのない強烈な眠気に襲われ一瞬気を失うも、直後に鹿が車の前に飛び出して来て目が覚める。歓迎第二弾だ〜と喜んだのも束の間、先ほどの眠気が再び。そこからは暫くダウンしていました。文句も言わずにずっと運転してくれたパートナーにまたまた感謝。
不思議なことはここで終わらず。夜になって、折角奈良に来たから美味しい地酒のある居酒屋にでも行こうと街に繰り出したのですが、食えない。とにかく量が食えない。普段常人の3倍以上の食事を摂取している私が、お酒とほんのちょっとの肴で満腹になってしまい、楽しみにしていた〆のラーメンも意地で何とか食べる始末。スープまで飲み切る主義の私が飲み切れず、店主に謝って出て来ました。
パートナー曰く、先ほどの眠気も食べられないのも御神気当たりじゃないかと。人によっては身に覚えのない傷が出来たり体調を崩すこともあるそうで、眠くなるのもそうだということでした。自分の体のことは自分が一番良く知っています。1日を振り返ってもあんな時間に満腹になるような量を食べてはいません。抵抗出来ない程の眠気も物凄かったのですが、食事の量を制限されたことで、一気に信憑性が増しました。不思議な1日だったなぁ。何も障害に引っかからず行けたことが呼ばれたということなのだろうし、またご縁があれば、というか龍神水のこともあるし、また行こう。その時が来たらまた呼んでください。

ふらっと書き始めたら思いの外長くなりましたが、パワースポット初めの話はこれにて。
実は、翌日に天河大弁財天社にもお参りしているのですが、前日の玉置さんが大変過ぎたせいで、凄くすんなり行けました。その辺の話はまた今度。
読んでくれた皆様ありがとうございます。

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