【EDH】≪生命起源の御神体≫はどこまで頑張れるか ~奮闘編~
はじめに
先月の記事から、ジェガンサ型の祭殿をそこそこ回したので途中経過です。
現在の形
先月記事からの変わった部分で言うと、
軽量・継続ドローの追加
盤面を増やせるカードを優先投入
全体強化+αできるエンチャントを採用
という感じです。
前回時点で見えてた「息切れと地蔵タイム」を軽減すべく、マナを残しつつ相手ターンに動けるように調整した感じです。全体的には守りに寄せてコンボするか祭殿(と並んだトークン)で削り勝つプランにしています。
多少なりとも除去の打ち合いや戦闘がしやすくなったので、前回リストよりいい感じに戦えています。
課題点
シンプルにでかいクリーチャーで数で攻められるときついです。
チャンプブロックできるならいいのですが、トランプル持ちが並んだり飛行持ってたりするともうお手上げ。
序盤のマナベース構築でフェッチ・ショックランドでライフ減りやすいのも追い打ちになっている気がします。
カジュアルEDHだと生半可なサイズアップでは対抗できないので、攻撃させないように立ち回る方が現実的な気がします。
あとは根本的な「瞬殺火力は出せない」問題が思ったより大きいですね。
タイマンになってから大量のライフ一気に削り切るのが厳しいので、ガッツリ守るよりは、≪石の牙の聖域≫を早めに張るなどして、序盤からクロックで削っていく方が勝ち目がある気がしました。
ジェガンサについて
正直なところ(手札に呼ばないことすらある)「お守り」レベルの活躍なのですが、5色マナクリ役以外にも、全体除去からの立て直しだったり 5/5のブロッカー性能だったりでデッキの需要に合っていて、相棒ポジにいるメリットがダブシンが使えないデメリットを若干上回っている印象です。全体除去と確定カウンターの選択肢がめっちゃ狭いくらい。
いないと困るわけではないけど、いると嬉しい方のカードではあるので、そんな感じで任期継続です。
祭殿以外の個人評価
今回はとりあえず印象に残ってるカードについてのまとめです。
わりといい感触のカード
≪燃えがら蔦/Cindervines≫
俗にいう「置きディッチャ」。多色かつ合計3マナかかるとはいえ、相手にダメージばらまく効果がおまけでついてるのが火力不足のこのデッキにはありがたいです。起動マナが無色なのもうれしい。
≪プロフトの映像記憶/Proft's Eidetic Memory≫
青祭殿での大量ドローとの相性はもちろんのこと、暦記やサイシスでの「唱えてドロー」とも相性がいい(なんたって、伝説のエンチャントである)ので思ったよりアドバンテージを稼げげます。最低限キャントリップで+1/+1が保障されてるし2マナと軽いので、いつ引いても動きを邪魔しないのはポイント。
≪アラーラへの侵攻/Invasion of Alara≫
4マナ以下制限とはいえ「ライブラリーから1枚唱えて1枚手札」は普通に強いです。よほど事故らなければジェガンサ無しでだせるので腐りにくいのもいいところ。
バトル自体が除去されにくく、めでたしめでたしの色カウントとして残しやすいのもプラス点です。(達成できてないけど)
思ったよりイマイチカード
≪赤歯の執政、イェナ≫
「祭殿増やせるじゃん!」というのと 4マナ4/4 のスペックに期待して採用したものの、「4マナあったら普通に祭殿出したいわ…」となりました。デッキのマナ需要が強い緑白なのもよくない感じです。
典型的な「押してるときは強いけど、立て直すほどのパワーはない」パターンだったので、この分をドローかサーチにした方がいい気がします。
≪予言された壊滅/Doom Foretold≫
強いんだけど維持コストが痛いです。いくら後でリアニメイトできるとはいえアド損はするし、デッキの動き的に「生贄に捧げない」ができないため相性はあまり良くない感じです。後半に出しても相手も十分なパーマネントあるので効果が低いのも難点かと思います。
《大渦のきずな/Maelstrom Nexus》
今までレギュラーだったのだが、ドラゴン・スピリットや明神がいなくてパワーダウンしてしまいました。出したときに何もしない隙とヘイトの爆上がり具合が割に合わないというのが如実に出てしまった感じです。
≪秘儀の織り手、ゲン/Ghen, Arcanum Weaver≫
リアニ役、二人もいらんかった。
真面目な話をすると、2枚体制にするには切削スピードが足りないとか、2枚同時に起動するほどの余裕は無いというのが辛いところです。活躍しそうなのが生命起源の御神体を出せなくなってかつ墓地にエンチャントがたくさんという状態のわりに、ひっくり返せるほどのパワーが無いのも辛み。
審議中
≪堕落した者アーテイ/Ertai, the Corrupted≫
ここまでのイマイチカードの流れだと確実にアウトのラインなのですが、起動型能力での確定カウンターはかなり魅力的です。まだまともに手札にも来てないしシッセイで1回場に出せたくらいなので保護観察処分状態です。
≪魂の代償/Soul Ransom≫
「クセが強すぎる!」の一言につきます。
手札2枚捨ての要求をうまく使いこなせるかどうかにかかっているので安定性はあまりなさそうなのですが、効果の大小はともかく意外と使いどころはあります。最低限4マナ2ドローだし。
試したいカード
コントロール寄りに動くなら?という観点での候補です。
≪春分/Vernal Equinox≫
クリーチャーとエンチャントに瞬足を持たせ、祭殿の弱点である「おいてから1ターン待たないといけない」の解決策。
相手も出せるようになってしまうリスクがどれくらいかイメージしにくいのが悩みどころ。
≪秘儀の研究室/Arcane Laboratory≫
クリーチャー展開やコンボ封じ用。こちらはエンチャントの誘発や起動型能力で動ける分で差がつけられるのでは?という算段です。
≪春分≫とセットかつインスタント増やすような構築は必要そう。
≪独房監禁/Solitary Confinement≫
繰り返しリアニできる系デッキといえば維持コスト踏み倒し!ということで試してみたい一枚。そうでなくても青祭殿で大量に引ければ維持できるので意外といけるんじゃないかという希望的観測があります。
その他
ズアー2種とか≪衝撃の震え≫とか、とりあえずフィニッシュに持っていけそうなものは試す予定です。あとは全体除去枠で≪霊気化≫とか≪無慈悲な追い立て≫とか。あと、オムナス戻してみるのもいいかもしれませんね。
終わりに
ジェガンサ型はまだまだ味がするので、しばらくいろいろ試す感じになると思いますが、4月はあまりEDHできなさそうなのが悩みどころ。
サンダージャンクションが出るので、そっちでいい感じのが出るか期待ですね。
余談
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