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Dear 旧友

当方ENTP女性、
久しぶりに旧友(ENFPらしい)と会った。

旧友は私の「幼馴染」のような存在だ。
家(旧)がマジで隣なのである。

実は彼女にとって私は「幼馴染」ではない。
私は途中から引っ越してきて、その土地で初めて友達になったのか彼女だったため、「幼馴染」的な何かだと認識しているが、
彼女はずっとその土地で育ったので他にも幼馴染がいるのだ。(?)

私は家を出て家族もその土地を去ったので接点がほとんど無くなっていた。
実は疎遠になる前から私は彼女に羨望を感じていた。
今回はその羨望について書こうと思う。

まず、彼女は逸材である。
小学生低学年の頃から「将来はキャバ嬢になりたい!」と言っており、実際に夢を叶えている。すごい。
当時は(小学生の将来の夢でキャバ嬢は斬新すぎる・・・)と衝撃を受けたものだ。
実際、彼女には素晴らしい人間的センスがあった。

小学生時代、私は可愛すぎて一部の男子小学生にいじめられていた。
登下校時には違う通学路の男子に追いかけ回されて「ぶりっこ」などと古典的なセリフで絡まれたが、うすぎたない田舎モンに興味はなかったので無視していた。(そういうとこ)
その間ずっと私の隣にいてくれた彼女は、私の代わりに彼らに言い返しては、逆上してモンキー化した男子の集団に酷い言葉を浴びせられていた。
私が黙っていたせいで善良な彼女は正々堂々言い返して要らぬ傷を負ったのだ。
私はなんと言われても(呪うので)よかったが、私のために友達が傷つくのは腹立たしいと初めて知った。
そこで、その次絡まれた時私は自分で言い返した。
1人の男子小学生は拒絶の言葉に気を悪くしたのか、私が背負っているランドセルに飛び蹴りをしてきた。
転倒した私は大泣きした。男子小学生大歓喜であった。
彼女は男子達を追い払い、支えてくれた。
そして「今日のうちに先生に言いに行こう!」と言って、手を引いて学校まで戻って先生に説明してくれた。
それ以来安全に過ごせるようになった。

このように、彼女は昔から勇敢で優しい人なのだ。
昔から彼女の現状を変えようとする強さが羨ましい。

ちなみにその後の私は、中学生になって幼馴染とクラスが離れた後
持ち前の鈍感力を活かし「ボス女子の彼氏に色目使った罪」の嫌疑をかけられ友達だと思っていた女の子達にいじめられた。
でも誰かに助けて欲しいとは思わなかった。助けてくれた人がとばっちりを受ける方が嫌だと知っていたからだ。
頼らない上に表情に出ないので、孤立したまま多方面からぶっ叩かれている状況で誰も気づかないみたいなことになった。
そのうち不良とつるみ始めてからはいじめも無くなり、幼馴染と疎遠になっていったので、いじめのことは言ってなかった。
なので、今になってあの時こんな状況だったよーと伝えたら幼馴染は「そんなことになってたの?」「言ってくれたら私がそいつらにやり返したのに」と言ってくれた。
彼女の優しい言葉に私のインナーチャイルドは癒されたと思う。笑

ど田舎モンキーズから私を守っていた当時、彼女は不当な悪口を浴びせられてきたわけだが、
今や彼女は地域を代表する「爆美女」である。

彼女はまず食べ物への向き合い方が違う。
食べ物を残さないし、最後のひとかけら、私が皿の外に落としてしまったかけらすらも綺麗に食べる。
昔から彼女が食べた後の食器はとても綺麗だった。
食べ物も綺麗に食べてくれる人には協力したくなるのかもしれない。
そんな美貌がある。

また、一般的な夜職の方々のSNSと違って、彼女のSNSはセンスと分別がある。
元六本木のラウンジ嬢の友達で、男性との逢瀬のみを載せる裏アカウント(?!)を拝見したことがあるが、あれの禍々しさを考えると幼馴染はやはり夜職界の「白百合」なんじゃないかと思う。

それでいて性格は気さくで3枚目なのだから、みんなに好かれないはずが無い。
人間的センスの塊である。

このように、才能に溢れた彼女は憧れだったし、
色々助けられすぎていた手前、私自身もっと自立して強くならないと対等に話せないんじゃないかと恐れていたので、再会してまた昔のように話せたのは嬉しかった。
過去から一歩進めたんじゃないかなと思う。


Sincerely yours,
😄

P.S.

ENFPは眩しい。

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