典型的な誘いに乗ったのよ
「今日会える?」
深夜1時、問われた
“今日”とはいつのことなのだろう。
深夜1時現在、これから始まる長い夜のことか、それとも日中の今日なのか
「今日って?」
「今!笑」
ふっ、思わず笑えた。
今から会えない?という深夜の問いかけほど、典型的に ソ・レ な質問はないだろう。
実際、私は典型的なソレを体験した。
これは、何を思ったのか、あれほどあきあきした某マチアプをダウンロードしたことがきっかけだった
そんな話をしようと思う。
※恋愛経験も対してなく、夜の営みも最後までしたことない女が
マチアプの誘いにのった話。
あまり好まれない表現を使ってしまうかもしれないのでご了承ください。
前にマチアプを初めてダウンロードをしたのは恋人と別れた衝動によるものだった。
偽った姿でよそよそしく会う人間(自分)が気持ち悪く、なにクソと思ってログアウトした。
それが3ヶ月ほど前のこと
なのに昨日、マチアプを再ダウンロード…きっかけはあるインフルエンサー。
マチアプで会ってみた!の企画を載せていて、私はその人に会いたかったから。だいぶシンプルかつ現実味を感じない理由。笑
そんなふうに ふざけた理由だったから
前みたいに、「次はどんな恋愛があるのかなっ!!⭐️(*´ ꒳ `*)ワクワク」などという感情はなく、冷めた気持ちで、でも少しいい人がいたらまぁそれはいいかもなんて思って、再ダウンロード中…のぐるぐるをボーッと眺めていた。
田舎にいてフッ軽で会ってしまう、つまり めちゃくちゃ家が近いということ。
1キロ圏内、小・中学校が同じの人(笑)
お互いあまり面識がないのをいいことに、知り合いが多いからちょっときまずいなりにも
一応初めましてのお顔合わせ。
深夜
街灯もない、公園の駐車場に車を停め、お互いの話をする。
対して中身は無いけど、地元話に花を咲かせたり、恋バナをしたことは悪い気がしなかった。
深夜に家を出てこんなことをしている自分に浸っていたのかも。(私、大学生してるわみたいな)
一通り話がつきてしまい、
「公演を歩こう」
という、私の提案に彼は賛成。
ポッキーを食べながら歩いた。ポッキーを食べたのはいつぶりだろうか。意外と美味しかった。
こうして誰かと時間を共有すると、イレギュラーなリズムが発生する。
私はきっとそれを刺激と認識していて、それが楽しいんだと思う。
あまりにも真っ暗な公園が怖すぎて、まるでお化け屋敷を通り抜けるカップルのようにくっついて車へと足を戻した。
ほんで、やっと始まったのよココで。
車に戻る前に、真っ暗な畑と林を背景にキスをして、
車に戻ってからは更にはげしく。
生理だったので(運良く?)それ以上は進まなかったけど。
元彼よりも上手だったし、変に急ぎ焦ってるような表情もなく、私は身を委ねるようにキスをしてる瞬間がすごく心地よくて
このまま、そう、ずっとこのまま。
と、思ってしまった。
きっと生理じゃなかったら理性が飛んで完全に身を任せていたと思う、マチアプで彼氏でもない男に初めてを捧げるのはどうかと思うから、
この生理のタイミングは運が良かったのだと解釈している。
地元の顔見知りだとは言え、ほぼ初対面の男に
こんな文章を書いてしまうほどに感情を抱いてる自分が情けなく思うけど、ピュアで可愛いじゃねえか!!いいだろ別に‼️とも思う(誰に怒っているんだよ)
男達を知らないから、目の前の人間に夢中になる。
だからといって生き急いで男達を知ろうとする必要も無いと思う。
ただ、今の私はこうなのであって
私が思い描く"理想の恋愛"に"現実の恋愛"が伴っていない現実に劣等感を感じている、
そんな私も全て受け入れてしまえばいいと思った。
だがとりあえず、私はセフレを作ったらハマるタイプの女だという、なんとなくの感が働く。
キスをしただけでもっと欲しくなってこれだから、まぁその先なんて安易に想像出来てしまう。
そういえば、マチアプで真剣な恋愛がしたいと呟いている人達は、
理想の人物に出逢えるのだろうか。
そもそも真剣な恋愛とは。?
私は、やっぱり 適当に生きてこそ楽しい恋愛が出来ると思う。
恋愛にまで日々、真剣に向き合っていては身が持たないから、考えるのをやめてしまおう。という正当化による逃げかもしれないけどね。
私が恋愛で大事にしていること
この人といたら楽しそう
それだけだ
これで十分だと思う
人生楽しいよ
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