来世やら今世やら②
バカリズム脚本のドラマ『ブラッシュアップライフ』をきっかけに、私が勉強している紫微斗数占いをもとに来世やら今世やらそして、前世やら考えてみました。
前回、今世の課題を知るには
来因宮
そして
生年化忌
について考えていけば何かしら手掛かりがあるといいましたが、もう一つあるんです。
それは欽天四化派で出した命盤にある副星の左輔・右弼・文昌・文曲で
業・報・因・果
をみる方法です。
業報因果は仏教用語でして、欽天四化派紫微斗数が仏学だといわれる由縁だと思います。
このあたり紫微斗数の深淵に入りこむような感じになりまして、正直難しいです(^^;
この左輔・右弼・文昌・文曲についてですが
4つの星ともに賢いのです。
いきなりですが、こちらの熱い方の名前は昌文君。
王に仕える忠臣です。まさしく文昌・文曲はどちらも学術、技芸に優れ、王である紫微星に仕える忠臣として最も力を発揮します。左輔・右弼は付人のような役割でしょうか。いずれにせよ、なんらかの手助けを担う星です。親切な星たちなんです。
ただし、この4つの星は入る宮によってはよくない意味がでます。「余分なもの」ということで左輔や右弼は星の並びによっては腫瘍という意味があったり、4つの星いずれも異性に関わる星、不倫を意味したりして、結構艶っぽい星だったりもします。
さて、この左輔・右弼・文昌・文曲がどのようにして業報因果を示すのか。
『来因宮與紫微斗数144訣』というおそらく中国語で書かれた本の業報因果に関する部分を訳してくださっているブログがあります。
これによると受胎し、人となる過程でそれまでの前世、はたまた前々世からの業報因果を司る4つの星が命運を決定しているとあります。おなかの中で既にに決まっている?
もう、これは正直
めんどくさっ
といいたくなりますね。
生まれる前から決まっとんかーい
と叫びたくなります。
しかしこれは事実だと思います。
残酷な4つの星。でも紫微斗数を深く知れば知るほど、左輔・右弼・文昌・文曲に惹かれるのです。
そして4つの星の意味に男女の艶っぽい関係があるのは、まず新しい生命の誕生が大切だということを示しているのではないでしょうか。生まれないと物語は始まらないんです。
ドラマ『ブラッシュアップライフ』で主人公あーちんは4度目の人生を終え、望み通りの来世を手にするが結局は一番やりたかったことのために5度目の人生を生き直します。
基本は自分の人生なのだから自分が主役に生きていけばいいんです。ただどのようなおこないもお天道さまがみているという気持ちが大切なのかもしれませんね。
ここまで
お読みくださり
ありがとうございました🍑
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?