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2023年にお迎えした石たち


2023年もあとわずかですね。
ということで、最後に私が今年お迎えした鉱物たちを紹介させていただこうと思います!
※作中の内容は、私が石を見て感じたことや想像したことが中心で、また鉱物に関しても勉強中の身なので、正しい説明ではないかもしれません。あらかじめご了承ください。



◆鉱物カフェMineralMuru

鉱物とともに、食事やオリジナルブレンドのコーヒー、宝石をモチーフにしたオリジナルカクテルも楽しめるカフェ。
友人との大阪旅行の際に立ち寄ったのですが、各種鉱物の標本やルースなどが整然と並べられ、また、スタッフさんが気さくに声をかけて丁寧に解説をしてくださるため、あれこれと眺めているだけでも幸せなひとときを味わえました。
つい長居をしてしまい、次の予定がけっこうギリギリになってしまったのも良い思い出……(笑)

購入した石はこちら
1.ビスマス
2.アクアマリン
3.ラピスラズリ・アメシスト等さざれ石のつめあわせ(表紙の写真)


1.ビスマス

ビスマスは私が本格的に鉱物に興味を持つきっかけになったものなので、こちらで自分好みの色と形の結晶に出会えたのが嬉しくて即決で買いました。写真だとちょっとわかりづらいですが全体的にメタリックな水色をしていて、さらに100gくらいの大きさの結晶のため持ってみるとけっこうズシッと感じます。石、というか金属ですね。
ちなみにビスマスを初めて知ったのはゲームの「モンスターハンターRISE」でした。火山マップで採取できる買取専用アイテムなんですが、初めて見た時「ビスマスってこんなにきれいでかっこいいものなのか……」と衝撃を受けました。しかもそれが現実にも存在するという驚き。
実際のビスマスは自然にこういう形になるのではなく、人工的に結晶化させることによって写真のような不可思議な形と色合いになるそうです。かっこいい。



2.アクアマリン

お次はアクアマリン。自分の誕生石ということもあり思い入れの深い石。
原石の状態の石で、これも写真だとわかりづらいですがうっすら水色がかっています。
しかもおもしろいのがこのアクアマリン、他の石の結晶がちょっとだけ混ざっているんです。

別の鉱物の結晶部分

黄色の丸の部分に黒い結晶のようなものが見えます。この部分はアクアマリンではなく別の鉱物の結晶で、スタッフさん曰くおそらくトルマリンではないかとのこと。

このアクアマリンが結晶になる時に、トルマリンとなる成分が近くに少しだけあったのか。結晶になるまでの旅をしている過程でたまたま、トルマリンの成分がちょっぴり混じったのか。
アクアマリン単体の結晶ももちろんあったのですが、この石の不思議さに惹かれ購入を決めました。


3.さざれ石

そして最後に表紙のさざれ石たちです。こちらは複数の種類のさざれ石を自分の好みのまま、小さなビンに詰めて購入できる石たちでした。藍色がラピスラズリ、紫色がアメシストで、少しだけトルマリンやクォーツが入っています。クォーツやトルマリンという色のバリエーションが多い石でグラデーションを重視するもよし、とにかく自分の好きな石を詰めるもよし。ビンに入れたままでも写真のように広げて観賞するのも楽しい一品です。


MineralMuruさんはミネラルマルシェなどでのご出店に加えて、さまざまなワークショップをお店で開催されているそうです。
私は現在東京に住んでいるので参加をするのは少々難しいのですが……気になる石もまだまだあるので、いずれまた訪ねてみたいと思っています(*´-`)

☆鉱物カフェMineralMuru(兵庫県伊丹市)
Webサイト:https://mineralmuru.com/



◆第32回東京ミネラルショー

12月8日~12月11日に池袋サンシャインシティ・文化会館で開催されたミネラルショーです。
そもそもミネラルショーへの参加が初めてのうえに、国内でも最大級の規模の即売会ということもありドキドキしながら会場へ向かったのですが……ところ狭しと立ち並ぶ石・ルース・アクセサリーのブース、そしてそれを買いにやってくる大勢のお客さん。圧倒されてしまいました……。
と同時に「この方たちも鉱物を愛するお仲間なのか(^^)d」と一方的な親近感を覚えたり。お客さんの年代もさまざまで、小学生くらいの年頃の子もしばしば見かけたのが印象的でした。

そんな初参加のミネラルショーで出会い、お迎えした石がこちら。
1.ルチルクォーツ
2.アメシスト(ジオード)


1.ルチルクォーツ

水晶の中にルチルという鉱物が入り込んだ石。パワーストーンやアクセサリーのパーツとして販売されることもあるためか、まるく磨かれた形のものをよく見かけます。
入り込んだルチルが細い線のように見えるタイプが多いと思っていたのですが、この石はけっこう太めですね。このルチルの入り方と、石の下部が少し赤っぽく染まっているのが個人的に好みだったので購入。水晶としてはちょっと珍しい(たぶん)、平べったい形の石です。



3.アメシスト(ジオード)

そしてこちらがアメシスト。石(母岩)の裂け目に鉱物の結晶が密集しています。そのなかでも一番大きく、紫がかった結晶がアメシストです。

紫の丸:アメシスト/黒い矢印:水晶?

これはジオード(晶洞石)と呼ばれるタイプの石です。文字通り石のなかの小さな洞窟に結晶ができていますよね。アメシストの周りの結晶は色や形からすると水晶でしょうか。
アメシストは宝石としても有名な石なので、ルースなどとして磨かれたものもアメシストの結晶だけが複数集まった原石もたくさん見かけましたが、これが一番かっこよく、見ていて楽しいなと思ったのでこちらを購入しました。


たくさんの石たちに囲まれ、いろいろなテイストのブースを見て回れるという大変充実した1日を過ごせました。
いやあ、楽しかった。また来年も絶対参加します。あと、来年はもう少し予算に余裕をもたせておきます。

☆東京ミネラルショー
Webサイト:http://www.tokyomineralshow.com/



◆まとめ

今年から本格的に動き始めたにしてはけっこういろいろ買っていますね。なんとなく傾向として「かっこいい」を基準に石を選んでいるような。
ルースはルースで好きなんですが、どちらかというと標本や原石により魅力を感じるタイプの石好きなのかもしれませんね私は……。
来年探そうと思っている石も
・ラリマー
・黄鉄鉱
・琥珀
なので。まあ、それは来年の話として。


さらっと紹介するだけの予定が、思っていたよりも長くなってしまった……。
それでは今回はこのへんで。お読みいただきありがとうございました。

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