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先日、積水ハウス分譲のグランメゾン国立富士見通りの新築事業中止と建物解体が報道されました。

実は国立富士見通りは僕の通勤路で、前を通るたびに新築分譲なのになんかひっそりしているなぁと感じていました。

地域住民から景観を損ねるとの反対運動が起因になったそうです。

もうすぐ解体されます。

富士見通りなのにこの建物で富士山が半分見えなくなるとのことで、確かに富士見通りから望む富士山は壮美です。

この規模からすると20億円程の損失になると予測されますが、積水ハウスのブランドに傷が付くことを懸念して事業中止、建物解体に踏み切ったのでしょう。

我々土地建物を扱う仕事をしている者にとって、すでに完成した建物を一度も利用されなく取壊されることは胸が痛くなります。

さらにすでに契約して、入居を心待ちにしていた購入者は大変つらい思いになってるでしょう。

やはり事業を立ち上げるときには相当綿密で周到なリサーチをしないと、こういう結果になります。




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