見出し画像

日銀が利上げ!


正直まだ利上げすると思ってなかったというのが本音です。

これはなぜかというと実質賃金が上がっていないから。金利を上げると当然インフレは収まるけど企業的には設備投資とかが辛くなるし、住宅ローンも上がります。賃金が上がれば気にならないけど、賃金も上がらず住宅ローンの支払いが増えるというのは世間的にまだまだ厳しいだろうなというのが私の見立てでした。

一方で過度な円安が続いていたのでどこかでは上げないといけなかったというのもあると思います。もう少し遅くなるかなと思っていたけどあっさりしてましたね。

コメントでは賃金も伸びるというところが話されていましたが同時に社会保険料とかも伸びてるような気がしてならないのですが…

株価への影響
基本的に銀行株などは貸出金に対する利息が増えるのでプラスですが、預金の利息も上がるので表裏一体とも言えます。

一般的には金融の引き締めという側面が強いので株価にはマイナス方向という見方になると思います。円高にもなるので輸出企業にもマイナス影響の方が強いですね。

ちなみに今日は株価すごい上がりました。

「あれ、下がるんじゃないの?」

と思った方もいると思いますが、実際のところ発表された段階では直近のリークもあり、織り込まれてるところもあるので反応は読めない部分があります。読めれば経済学者は全員大金持ちなっていそうですが、そうなっていないのでそういうことです。

生活への影響
変動金利で借りている住宅ローンが1番影響を考えてしまいますね。一方でまだまだ低い部類であり、固定の方が良かったと判断するのは少し時期尚早と言えます。

固定は変動と比べるとまだまだ高いのでこの利上げが今後も続くかで判断ですね。

一方円高になれば輸入コストは安くなるので物価安につながります。そういう意味で少しは生活が楽になるといいなあ。

まとめ
日本銀行は、2024年7月31日に政策金利を引き上げ、無担保コール翌日物金利の誘導目標を「0~0.1%程度」から「0.25%程度」に引き上げることを発表しました。

影響として考えられるのは以下の通り。

1. 借り入れコストの上昇
  消費者や企業の借り入れコストが増加するため、消費や投資が抑制される可能性があります。これにより、景気の過熱を防ぐ効果が期待されています。

2. 円高傾向
  利上げにより、外国為替市場での円の価値が上昇する可能性があります。これは、円が他の通貨に対して相対的に魅力的になるためです。結果として、輸出企業にとっては不利になる一方、輸入企業や海外旅行者にとっては有利になります。

3. 金融市場への影響
  長期金利の上昇が見込まれ、債券市場や株式市場にも影響を与える可能性があります。特に、株式市場では企業の借り入れコストの上昇が業績に影響を及ぼす可能性があるため、株価の動向に注意が必要ですね。

4. 国債買い入れの減額計画
  日銀は国債買い入れの減額計画も発表しており、これにより市場の流動性が変化する可能性があります。

この利上げは、物価上昇や景気過熱を抑制するための措置として行われており、今後の経済動向を見極める上で重要なポイントとなりそうです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?