頼まれても強制されてもいないがドラマ「美しい彼」について沢山語らせてくれ
さて、タイトルそのままである。何から伝えればいいのかわからないまま時は流れて浮かんでは消えていくありふれた言葉だけ…といえばいいかもしれないがドラマ、美しい彼、語りたいことが山のようにある。
なので語りたい語らせてくれ。
元来腐女子な私はドラマの最終回が話題になった際に動画サイトで最終回を見て、最終回だけだけど面白かった。映像が綺麗。いつか全話見る機会があれば見よう。と記憶の片隅に置いていた。
暫くして、原作者の凪良ゆう先生が私が尊厳し推している羽生結弦さんのファンだと知った。
そして機会は来た。BSで美しい彼が再放送されることになった。だが私は第一話を取り忘れてしまい、二話から見ることになった。
今にして思えばこれが運命の分かれ道だったかもしれない。、見ることにはしたが私はつまらなければ容赦なく切るつもりだったし、見るとはいっても作業しながらのながら見する気満満だったのである。
とにかく私は二話を見始めた。
二話、それは夏休み、チャリ二人乗り水浴び花火イベントのある私にとって伝説の二話である。
雷に打たれた気分だった。
とにかく平良が語る清居が本当に美しい。
そして清居を美しいと感じ想いを捧げる平良が本当に美しい。まさに最高のタイトル美しい彼。
女の子釣るために清居を呼んでキャッキャするウェィ達を遠くから見ながら「あいつらなにもわかってない清居が!清居が同じ空間にいるのに女の子を釣るための餌に清居を利用するのはありえない!なにこれ!」
って影でキレまくってる平良かわいすぎるし気持ちがわかりすぎて私はしんだ
さらにすごかったのは暑くて水浴びする清居を見て
「輝いてる、こんなに美しいもの他に知らない・・・」
なにこの説得力。本当に美しい
これを説得力ある映像に仕上げたスタッフ及び演者の演技力に賞賛しかない。
本当に清居は輝いてるし美しい。
中々呼び捨てに出来ない平良のお気持ちが判りすぎるほどわかる。
そしてダメ押しが花火の場面だ。
ちなみにこの場面は未だ何度も見返してしまい何回も見ただろ、もういい加減飽きろよ!
と自分に突っ込むが飽きるどころか飽きずに新鮮に楽しみニヤニヤしてしまうという私にとって中毒性のある場面だ。
綺麗だなんてそんな簡単な気持ちじゃ清居への気持ちは表現できない。でも言葉を費やしても伝えられる気がしない。結局なにも言えずただ見つめるしかできない
「お前花火嫌いなの?」
「そうじゃないけど 花火よりすきなものがあるから・・・」
説得力しか無い画に仕上げた制作スタッフの力は本当にすごい。清居はうつくしすぎるし平良の清居しか見ていない演技力がうますぎるし私個人としても平良の気持ちがわかりすぎて感情移入してしまった。
「呼べたじゃん」
少し微笑む清居
…多感な高校時代にこんなに美しい人に出会ってしまったらそりゃもう人生大破壊だ。
ちなみに私の生活も大破壊された音がした。
このドラマはヤバい。
ヤバい。
私事だが私も学生時代スクールカースト底辺で透明人間化して過ごし、ただ部活の二つ下の美しい後輩に会うのを楽しみに生きていた時期があったので平良には感情移入しかなかった。
このドラマは私には刺さった。
私は即座に1話を獲りのがしたのを悔いた。
そして暫くして、地元ローカルチャンネルでも数週間後に美しい彼が1話から再放送されることを知り、高画質で録画したのだった。
私の生活はおかしくなっていった。
さて、1話を見て、
「まるで 引き潮に乗せられたみたいな感覚。引力めいたものに引きずられて彼から 目が離せない。 清居奏 彼は美しかった」
このモノローグと舞い散る花びら、
全部納得させた清居とドラマ演出、素晴らしいしかなかった。
ただ、清居おめえやってることジャイアンじゃん!
と突っ込むこともしばしばで平良が城田たちにパシられるのを見るのは元スクールカースト底辺な私は多少つらいものがあった。
清居にキモいと言われパシられ…ぬっちゃけ2話以降の展開を知らなければ1話から見ていたらこのへんで切ってた可能性が高い。
2話のチャリ二人乗りと水浴びキャッキャイベントと花火があるから私は1話を完走できた。
ただ、清居が吉田を潰したことについて
自分が後回しされるのがいやで吉田を潰した。
あんな強い人間見たことがない
とある種の憧れ的なものを抱く気持ちは判らなくもなかった。
なぜなら私自身、高校時代の部活の美しい後輩が他のある女子について「あの子生意気ですよね?ブスのくせに」と陰口を言ってきた時、
なんてこと言うんだ!
とおもいつつも、確かに彼女に比べたら私含め皆ブスだ。となんか納得してしまい「ブスのくせに」と他者に言えてしまうその自信と強さにますます憧れてしまったことがあるから。
話を戻そう。
とにかく第一話の清居は美しかった。
キモい等とひどいことを言うのに、本当に残酷に美しかった。
というわけで3話、
オーディション落ちた清居に俺にとって清居は一番だーと言いに行くも俺は死ぬほどお前が嫌いだ
いや、本当よく君たちこれで上手くいきましたね…()
と後半の展開を知ってる私は思ってしまうわけですが、トマトジュース事件です。
判ります。自分の大切なものを侮辱されてちゃんと怒れるのは良いことですよ。
と、元スクールカースト底辺な私は感情移入してしまいました。
ただこれ3話、何度も見返すとトマトジュース事件後の音楽室の清居、かなり攻めてたんですよ?
「お前、男が好きなの?」と直球で聞いてるし
「キスしたいとか思ってんの」?ってきいてるし
なんやかんや手にキスさせてやってるし…
「別に他の男子も女子も好きじゃない綺麗だなと思うのは清居だけ。清居だけが特別」
それかな名前のない関係を過ごす二人、
平良にとっては幸せな時間。
ただここまで言わせながらこの後特に会話なく一緒に過ごすだけとか成程、清居から見たらが全部生殺しだっただろうし
一方の平居は「尼になって清居のこと考えて一生を捧げたい」で、冬は交流がない で、卒業
卒業式、最後に俺のキングを焼き付けようと清居を追いかける 何か言うことはないか聞かれるうちに
キスされて「またな」
平良は最後だからもう追いかけるなという意味と取り携帯はもう清居から連絡こないなら番号変えよう!
一方の清居は最後なのに何も言ってこないからキスしてやったのに追いかけてもこねえし番号まで変えられた。
俺のキングは世界から消えた。
こんな世界、壊れてしまえばいい。
完全に互いの感情が全部事故ってる3話。
ただ私が平良だとしても多分清居の意図には気づかないと思う。あまりにも清居は美しすぎた。
ただ年だけを重ねた穏やかな時間のあとの4話、
小山くんがいい子すぎて泣けてくる。
個人的には小山くんには幸せになってほしい
とにもかくにも小山くんのせいで清居と再会してしまう平良、終わった()
再会第一声がキモいなので平良からしたらこれ清居に手が届くとか思いもしなくても仕方ないし
よくお前ら上手くいったよな…
と、これは4話リピる度に思ってしまう。
打ち上げにぼっち参加し煩悩に悩まされる平良、
電話番号を交換する二人
清居の「この後どうすんの?」
に電車で帰ると答えてしまう平良、
小山とつき合うのか聞かれて意図がわからない平良、
あ~鈍感がすぎる。でも仕方ない
自分が好きな人が自分を好きになってくれるなんて奇跡、底辺ぼっちに起こるなんて考えませんよ普通。
これからもずっと清居を追いかけ続けるんだろうか
でも俺は清居のものでいたい。
電話、今からお前んちいっていい?
あ~
なんか清居から平良への矢印が見え隠れする4話、清居が不憫になってきた。
から~の小山熱から~の平良自宅引き取り~
これ、判らないんですが熱でたら病院行くか自分の自宅帰りませんか普通?いや別にいいんですけど。
そして清居視点に続く!
清居視点、恋を恋と認めたくない平良から付き合ってくれと請われたいプライドの高い、けれど滅茶苦茶なある意味子供のような感情が溢れていてとてもよかった。
俺様ジャイアンなのに恋愛面に関しては滅茶苦茶ロマンチストで貪欲でよかった。ファーストキスだった。何かにつけて思い出すものを勢いでウァーとか平良のアクションを期待している辺りがすごく良い。
つくづく「美しい彼」、外見的な意味だけでなく平良に情緒めちゃくちゃにされて上手く行かない恋になやむその姿も美しい。最高のタイトルだと思う。
卒業式でお前何か言う事無いの?
最後なんだぞ!からーのキスしてやったのに
「じゃあまたな」
って言ってやって追いかけてくるのを期待してたのに追いかけてこない、番号変えられる。
清意ほどのキングなら普通勝てるはずなのに勝てない、思い通りにならない。
清居の平良への想いが重くてとてもよかった。
なんも気づいてない平良にウワアアあってなる
平良に5話を見せてやってくれ。
最終話は文字数足りなくなりそう
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