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ラスト・エターナル 感想

美しい彼エターナル、映画館での上映が最終日だったので行ってきました。
行ってきて、改めて感動して、放心しています。
もう暫く見れないの辛すぎる。

改めて映画、ドラマから行動がちゃんとアップデートされてる 。
清居は平良の料理が豪華になったら即何かあったと気づき、エビコロをあーんしてほしければ自分から手振りでちゃんと伝える。
平良は清居が怒ってることに気がついたらなんで怒ってるのか聞く、
話し合いの概念がないと言われ離れそうになれば話したいとちゃんと言うことが出来た。
ちゃんと互いを摺り合わせ、成長している。

5回、映画館に通ったのに今更ですが
野口さんに「今度恋人に会わせてよ」言われて「会わせたくないです」言ってる平良に笑ってしまったw
改めて独占欲的なものがドラマよりも爆上がりしててるw凄い。
あと、たまたまかもしれないけれどドラマだと清居の一挙一動に逐一うわあぁぁうわあぁぁ言ってた平良が、台所でくっつかれてもうわぁぁ言わなくなってるのも成長なのかもしれない。それだけ2期のチョコキスからスキンシップが増えたのだろうか。それで、独占欲的なものが、誰にも見せたくもないという感情が出てきたのだろうか。
触れる喜びを知ってしまった自分はもう純粋ではないみたいな事を言っていたし・・・

あと清居が、清居が映画だと別居の件以外は幸せそうに笑ってて、なんかもうそれだけで胸がいっぱいになった。(T.T)
清居はきっとバレンタイン以降、幸せに暮らしてたんだろうというのが分かって良かったね・・・と
そして、本当に清居は平良への愛が重く深い。
何があっても、引き裂かれそうになっても世界を敵に回しても清居は平良が自分を守るために世界と戦う事を望んでいる。
「抑えられない好き」を欲しがっている・

「清居が居てくれたら世界中から石を投げられてもいい」という平良について「すごい彼氏だね」と言われ
「キモいだろ?」
と返しつつそれを望んでいる。

はー重い。清居奏の愛が重い。

「貰った言葉だけで生きていける」
「強がりだろ」
「お互いがお互いを想い合うから、苦しい」
「でも、離れられない」

「話したい」

このやりとり、最後の最後にやっと私なりに咀嚼できた気がするのですが、これ、要するに二人とも
「好きだ」
と言い合ってるのでは?

想い合うから、好きだから苦しい
苦しくても好きだから離れられない。

だから話したい。

清居が設楽に拉致られて
「お前よりあいつのほうが狂ってる」と叫びましたが、そう、平良は「狂ってる」

彼氏なのに思い通りにしようとするどころか側に居なくてもいいとすら言う。清居からすれば平良のほうが「狂ってる」
でも、清居は平良の側に居たかった。

あー重い!尊い!

この重さを、やっと病院で平良は理解したのだろうか。側に居ろと泣き喚いた清居を、とても幸せな夢という名の現実を、なんというご褒美だろうと思いながら。

元々ドラマを見ていて平良一成という男、
清居がどれだけ平良を好きか何も理解してないし信じてないみたいだったから、やっと清居を、清居の想いを信じられるようになったのかと思うと感慨深い。

絶対絶命の原点
自信を無くし駄目だと思った時、すべて清居が、清居への想いがすべて超越する。平良のすべては清居に動かされていた。

あと今更気づいたのが音楽室、
「どんな姿になっても清居は誰よりも美しい」
のあと、
清居から平良の袖引っ張って「側にいろ」と言ってる(T.T) で、
「一生側にいさせて下さい」 「絶対に離さない」 うぅ。(T.T)

貰った言葉だけで生きていけると言っていた平良が、「側に居なくても世界のどこかに生きていればいい」と言っていた平良が
「一生側にいさせて下さい」 「絶対に離さない」
と言った。
心の奥底では「誰にも会わせたくない」「自分だけが独占したい」と望んでいただろう自らの想いを、
そして清居が望んでいたものを平良は清居に与えた。
これだけで泣ける。

いつも清居の後ろをついて歩いていた平良が、清居の手を引いて走っていけるようになった。

何度だって、
俺は清居を探して、何度だって恋をする。
それが、俺の永遠だ。

俺の、俺だけの、美しい彼。


いい作品だった。
美しい彼、多分これ以上に私の中で刺さりすべてに満足する素晴らしい恋愛ドラマを見ることはあと18年はないと思う。
この先、これ以上のものを見れる気がしない。
お互いがお互いを想い合い、足りないところを補い合い、与え合い、手を取り決して離さなかった。

二期のオープニング、跪き手にキスをする平良が清居の手を引いて、清居はそのまま倒れ込んで跪く平良を抱きしめる。

まさにこの通りのドラマだったと思います。
美しい彼、美しい物語でした。

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