#139_「1日1話のいい話」の落とし穴

毎日読書する習慣がつけたくて、今年1月に表題のような書籍を2冊購入した。
最初の3ヶ月は貪るように読み進めていたが、今ちょっと、読むスピードが落ちている。

読むモチベーションが、いまいち上がらないのだ。

理由は(時間的な制約も含めて)いくつかあるが、一番大きいのは「言葉は響くが具体に欠ける」内容が少なくないからだ。

言葉は人の生き方が乗ることで、初めて輝きを増す。
誰が言うかは見るな、と言われることもあるが、誰がその言葉を語るかは非常に大きい。

その中でも「あ、いいな・・・」と付箋を貼りたくなるページの多くは、この書籍以外の情報、例えば今までの実績であったり、以前からその人の半生を知っていたり、気になってあとからその人自身を検索したりしていた。
そして見えてきた具体的な行動が、自分に近かったり共感できたり、できていないが憧れがあったりする場合が多かった。

具体の事実が、心を動かすのだ。

わたしはまだまだ半人前で、理想と現実はほど遠いけれど
具体的な事実を積み重ねて、子どもと共に育つ人になりたいと心から思う。

1日1話、読み進めることを意識してきたけれど、noteを活用すれば書籍は読み深められることがわかったので
今はそこまでこだわらずに、気になった人は深め、フックにかからない人はどんどん読むなどの軽重をつけて読んでいる。

必要なこだわりと、不要なこだわりがある。
1日1話はわたしにとっては、不要なこだわりだった。
もっとじっくり、その人の「観」から学び、自分の人生を耕していきたい。

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