#137_変化の兆し

久しぶりに、ちょっとしたトラブルがあった。

「久しぶりに」という言葉の通り、5月になって人間関係のトラブルがぐっと減った。
子どもたちの観が変わった。
そう、感じた。

大きく変わっている子がいる一方で、変わらない子がいることもまた、事実。
そろそろ、そんな子たちに手を入れる時期。

わたしたちはとかく、子どもを「子どもたち」と括って考え
「子どもたち」への授業や関わり方を考えてしまうけれど
それって、何も見ていないのと一緒。

結局は、一人一人との関係性なのだ。
「わたし」と「あなた」との関係性。
今まで前に出なかった子が出るようになったり
今まで発言しなかった子が離すようになったり
今まで聞く耳持たなくなった子が話を聴くようになったり
これらはすべて、一対一の関係から生まれる姿。

「この人といたら、自分はよくなれる」
「この人といたら、自分は変われる」
先生としてではなく、一人の人間として
その子にとって、そんな存在で在りたい。

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