#165_わからなさに向き合う

思った以上の良書だった。

正しさを求めるあまりに、自分の間違いを受容できない子。
間違えた自分と向き合うこと。
それ自体がレジリエンスに繋がることが見えた。

辞書を引くという行為1つとっても、インターネットで調べるより時間も手間もかかることで、その時間「わからなさ」に向き合うことになる。

「わからない自分」も自分であると受け容れて、次のステージを目指す。
これを誠実に誠実に積み重ねてきた人だけが、真の意味で成長できるのだろう。

附属小に勤めていたとき、「我慢する力ってどうすれば身につくのかな」という話を先輩としたことを思い出した。
結局毎日の経験の積み重ねでしか、人は成長できない。
自戒を込めて。

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