仏弟子に周利槃特という、とても物覚えの悪い方が。彼は自分の名前すら覚えられないので、いつも首から名札をぶら下げていた(茗荷)。これでは悟れないと嘆く彼に仏陀は箒を渡す。馬鹿にしてるのかとはじめは憤るが、仏様のお考えがあるかもしれないと、一心に掃除をする。やがて彼は悟りに至る。

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