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あらいぐまラスカルの舞台 米国ウィスコンシン州Edgerton

カルピス劇場 あらいぐまラスカル
2018年5月 仕事終わりの週末にウィスコンシン州のエジャートンに行きました。ここはラスカルの原作者 スターリング ノースが生まれ育った町。あらいぐまラスカルの舞台。


エジャートンの町

いかにもアメリカ中西部の昔ながらの町でした。
図書館の裏手の駐車場に車を止めてしばし散歩。
図書館、郵便局、学校、教会 町の中心部にあつまっています。

アニメでスターリングの家から見える教会はコレだと思います
古き良きアメリカ中西部 の雰囲気

スターリング ノースの家

そんな町の住宅街にスターリング ノースの家がありました
かなり大きな家です。 家の裏手の雰囲気。
教会が見えて、納屋?があって、大きな木があって、
おー、この景色 見覚えあります

町の教会、学校、駅とか見ると、この町でスターリング ノースは育ったんだと感じます。カルピス劇場のキャラクタや舞台もそれぞれいいけれど、歩いてみると、文庫本の挿絵のイメージがとてもしっくりきました。

中央公園 ロックリバーへ遠乗り〜

Edgertonの中央公園
公園を流れる川がロックリバーに続いています

エジャートンの中央公園には小川が流れています。地図でたどるとこの川はロックリバーまで流れているので、ロックリバーへ遠乗り~ はこのあたりから行ったのかなとか想像が膨らみます。

子供時代に家でカヌーを自作して、それで近所の川から漕ぎ出してロックリバーまでけっこう遠い距離行ったとは、 スターリング少年!すごい!

子供のときはアメリカのおはなしのアニメ程度の認識でしたが、スターリングのお兄さんは第一次世界大戦に出征していたといった時代背景や、スターリング自身は大人になってから下半身が不自由だったとか背景を知りました。そういったこと含めて、中西部らしいこの町が物語の舞台だったと思うと感慨があります。

ロックリバー のこと

エジャートンへ行ったときは、夕方にシカゴ オヘア空港に着いてレンタカーでエジャートンへ行き、翌朝から町巡りしました。朝早くに川を渡ったのでこれがロックリバーかな?と地図を見るとこれが異様に大きな川でした。
エジャートンの北から流れてくるロックリバーはエジャートンの手前で大きく広がって湖のようになります。私が最初に見たのはコレ。
ロックリバーはエジャートンの南でふたたび川の流れになって最後はミシシッピ川に注ぎます。総延長500km弱の大きな川でした。

ロックリバー
リバー? にしては異様にデカい湖?
ロックリバーはこのあたりでいちばん大きな川でした

米国中西部 WIやOHあたり

ウィスコンシン州はだいぶ北になりますが、以前住んでいたオハイオ州と同じ米国中西部の平原地帯になります。ウィスコンシンでは、あー、中西部の大平原だなあ。オハイオ思い出すよ~と思いながら車を運転してました。
よろしければオハイオ州と点在する屋根付き橋をどうぞ~

意味ありげな北米の古地図

シカゴ美術館で見掛けたこの北米大陸の地図。よく見るとマサチューセッツ、イリノイ、アラバマ、デラウェアと州名になった地名がいくつかあります。

五大湖で猫の舌のように南北に長いのがミシガン湖で、エジャートンはその真ん中あたりを西に一時間ほど入ったあたりにあります。地図上そのあたりでウネウネしているのがミシシッピ川で、アメリカの中西部から南部を南北に貫く文字通り大陸を流れる大河。そのあたりの州の州境にもなっています。

ワタシはミシガン湖から南に車で2時間ほどのところに住んでました。
そのあたりの川もオハイオ川に合流して、やがてミシシッピ川へ。

なかなか川のほとりまで行く機会がないけど、飛行機で上空から眺めるだけでも雄大さを感じます。大陸だなあ〜を実感するポイントのひとつ。

北米の古地図@シカゴ美術館

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