1920 モディリアーニ モンパルナスあたり
学生時代からモディリアーニが好きでした。
学校の図書館に講談社の25人の画家という画集があって、印象派からエコールドパリあたりの画家が取り上げられていたなかで、モディリアーニとコローとピカソあたりを繰り返し見ていました。
2018年にパリで週末過ごすことになったときに、画集でみたモンパルナスのイメージを頼りにそのあたりを散策。
LA ROTONDEはモディリアーニが夜な夜な出入りして絵を描いては客へ売りつけていたと云われるカフェ。外観も店内もパリらしい、その時代らしい雰囲気にあふれているお店でした。赤ベースの装飾や灯りも独特の雰囲気を出していて、機会があれば次は店内で食事してみたいです。
タイトルに書いた1920はモディリアーニが亡くなった年。
モディリアーニの作品を年代で並べて見比べると、1918以降色合いや線が柔らかくなっているのが判ります。モディリアーニやフジタは裸婦のイメージが先行しがちだけど、顔の表情や線の柔らかさが晩年はすごくよいので制作年を気にしながら見てほしいと思います。
それと、画商ポール ギョーム所持していた絵をミニチュアで見るとモディリアーニ、ピカソ、キスリングと凄腕ですね。
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