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2024年HC&GMの面談採用結果

2024年は8人のHCがリタイア&解雇、4人のGMが解雇となり、それぞれ空席を埋めるため各チームの採用面談(Interview)が行われました。数年後に振り何があったかを振り返るのが楽しいと思うので、備忘録として記録を残しておこうと思います。

GM探し

CAR, LVR, LAC, WASの4チームが新GMを採用しました。面談と採用リストは以下の表の通り。グレーでハイライトしているところが採用を示しています。情報元はこちら

INDのEd Doddsが面接レベルでは人気でしたが最終的には各チーム競合することなく1本釣りの形になりました。
CARはアシスタントGMからの内部昇格で落ち着きました。LVRは直前に同地区LACのGM職から解雇されていたTom Telescoを採用。セカンドチャンスが珍しいGM職雇用の世界で、非常に珍しいケースだと思います。
LACはBALより、WASはSFよりの招聘で長くチーム力をキープしている組織からの採用で手堅く動いたと思います。
NEはGM職は空いていますが、2024/2/2時点でどうするかは不明のため記載していません。

HC探し

2024年はBill Belichick, Pete Carollの大物HCの勇退も含めて8人のHC枠が空きました。CAR, LVR, LAC, WASのGMも併せて解雇した4チーム、NE, SEAの勇退の2チームに加えてATL, WASの2チームが新GM雇用サイクルに参加しました。面談と採用リストは以下の表の通り。グレーでハイライトしているところが採用を示しています。情報元は同じくこちら

面接レベルでは人気候補と思われていたDETのBen Johnson, HOUのBobby Slowikですがカンファレンスチャンピオンシップでの敗退後にそれぞれチーム残留を表明。最後まで残っていたWASはDan Quinnに決まりました。もしかしたら当てが外れた格好かもしれません。
SEAはMike MacDonald, ATLはRaheem Morris, CINはBrian Callahanと他チームとの競合していた人気候補の採用に成功しました。
LACは独自路線でJim Harbaughを、NEは内部昇格でJerod Mayoを採用。
LVRは選手からの後押しもあり暫定HCだったAntonio Pierceを正HCとしました。
CARは同地区TBのOCからDave Canalesを一本釣りする形に。2022年のジーノ、2023年のメイフィールドの2人のキャリア建て直した優良Oマインドコーチを招聘しブライスヤングの成功に期待する形でしょうか。

おまけ

冒頭にも書きましたが、こういうのは数年後に振り返ると味が出てくるものです。参考に2021年、2022年、2023年のHC探しの結果も載せておきます。

2021年

2021年HC探し

7人中残っているのはRobert Saleh(NYJ),  Nick Sirianni(PHI), Dan Campbell(DET)の3人になってしまいました。

2022年

2022年HC探し

9人の交代もあったのでリストが長い。しかし既に3人がHC職を追われています。

2023年

2023年HC探し

交代は5人ですが既に1人は2023年シーズン中に解雇。厳しい世界です。

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