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会社を卒業すること

今日は現職での最終勤務日でした。
まだまだ実感はわかないものですね。
会社を離れるという経験は3回目。

今回は、今までの2回とは全く違う最終日でした。
一番の気持ちは、「感謝」。
なるべく、一人ひとりの方に直接「ありがとう」と「またね」を伝えたいと思い、話しかけ続けた1週間でした。
(ホテルはシフト制なので、夜勤や、時間がずれると会えないまま1-2週間…なんてこともあるので)

日頃密に接する時間は少ないものの、入社研修や、折々のイベントなどで必ず直接話す機会があるので、ほとんどの人が知り合いです。時々でも、話せるのはホントに楽しい時間でした。

私の人生を振り返ると、私は物事を減点主義で見るところが強く、ダメ出しをしてなんぼ、一つダメならもうダメと見てしまう…そんな了見の狭い人間でした。

でも、この数ヶ月は、掛値なしに「一人ひとりが素晴らしい可能性に満ちている」「本来その力を最大に発揮したいと願ってる存在だ」「毎日、その人がベストを尽くしている」と思い続けて過ごしてきました。

そして、そんな気持ちのまま同僚と接すると、全ての人が家族のように思えてきます。喜びを一緒に喜びたいし、悩みを共に話し合い、その人自身が解決できるようサポートしたい。だって、力があるんだから。そして、私も純粋に、相手から学ぶことが多くなりました。

そして今日。
思った以上にたくさんの人が、わざわざ私のオフィスに足を運んで、「最終日だね」と声をかけてくれました。立ち話で雑談くらいの同僚が、わざわざメッセージを持って立ち寄ってくれたり。そして仲間が用意してくれたメッセージブックには、100人を超える仲間からのメッセージが🥹。

本当にたくさんの人と関わる機会に恵まれていたのだなぁ...と、熱いものが込み上げてきます。

私ができたことは、本当に小さなことだったけど、皆さんに覚えてもらっていたことが、私の存在や、インパクトを教えてくれている。

毎日を感謝して、正直に誠実に、そして毎日が一生のように新鮮に過ごしたら、きっとこれからの日々はもっと素晴らしいものになるに違いない、と思えた日々でした。

「一期一会」と、「一日一生」。これも、これからの自分のテーマにしたい言葉です。

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