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王者に勝負する新しいお菓子のお話


今日はちょっぴり、新しいラングドシャの戦略について考えてみた。

友人との夜ご飯の約束場所に向かう途中、東京駅のあるポップアップストアが気になり、一度通り越したものの逆走してポップアップストアの前まで戻った。

そのポップアップストアはクッキーやバターどら焼きを売っていた。友だちへのプレゼントとしてちょうど良いかなと思い、バターどら焼きを一つ買った。そこで気になったことがあった。
「このお店、普段はどこにあるんだろうか?」

よく見ると、新千歳空港で販売しているというポップがあったのだが、店員さんに
「普段はこの近くにお店はないんですか?」
と聞いたら
「このあたりはなくて新千歳空港で販売してます」
と返事があった。

普段新千歳空港で売ってるお菓子をなんで東京駅で売ってるのだろうと思って調べてみると、
23年に発売したばかりで、東京駅だけではなく、名古屋や京都など、都市でポップアップストアを出して、期間限定で販売をしている。しかも元アイドルのアンバサダーまで指名して、まさに認知拡大・初期顧客の獲得に取り組んでいるように感じた。

この会社のメイン商品はバターラングドシャのようだ。北海道のラングドシャといえば白い恋人。そうか、これから白い恋人と真っ向勝負するのか・・・
と高い壁を感じつつ、できたばっかりの商品がこれからどうやって王者を倒すのか、とても興味を持った。

いずれは主要都市の駅中に置きたい、でもまずは新千歳空港で購入してくれる顧客を増やしたい。その為には、誰が新千歳空港に来ていて、誰にアプローチできるのかを明確にしたい。。。

このお店のラングドシャは、バター味のチョコが過剰なまでに大きいという特徴がある。私ならこの特徴を最大限に活用したい。 

見た目の特徴(魅力)をより引き出してくれるのは、学生だと思う。だったら北海道に修学旅行に来る学校で販売してみたり、学校近くのスーパーとかにサンプル品を出してみても良い。
修学旅行に行くまでに、各家庭でこのお店のラングドシャの話が出るような取り組みをする。
見た目を最大限に活用し、大きな渦を作ってくれる人を巻き込む。
誠に勝手ながら、そんなことを考えてみた。

あっ、友だちの為に買ったバターどら焼きを渡すのを忘れた。もういいや、帰って食べよう。

そして今度はバターラングドシャを買おう。

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