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『 制作 』 .1






『 はじめに 』


以前、マガジンの『 自然の中で 』.5  の中の「 禅との出会いと制作 」の中で私の画材の使い方を紹介したのですが、長いスランプの中で、岩絵具を使い始めてから『 自分の絵 』というものを再出発する事が出来たように思います。画材を変えるというのも中々大変な事で、使いこなせるようになるにはかなりの時間と労力を必要としました。と言うのも、岩絵具は隠蔽力が無いので何度も塗り重ねばならず、しかも私の場合一色一色小瓶から取り出して色を作らねばならず、さらに水性なので乾くと色がかなり変わってしまうのです。これらの事に慣れるまでにはかなりの時間が必要でした。
ようやく岩絵具を使いこなせる様になり、かつ自分の出したい色を出せる様になったのですが、続けているうちに、何となく自分の作業が画面の表面上の横滑りの様な、表面的な風合い、変化 に傾きがちな感じがしてきて段々ともどかしさや違和感を感じ始めるようになって来てしまいます。『 本当の自分のもの 』を見つけると言う事も中々大変な事ですね!!!

とりあえず、従来の岩絵具の作品を紹介したいと思います。

その後の試行錯誤の過程は、またその時にご紹介したいと思います。絵の具や画材の使い方などに興味のある方にご覧になって頂けたら幸いです。


『 岩絵具を使った作品 』


























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