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My You②

ファンが知らないような自分を見せることでファンを傷つけてしまう離れてしまうことの怖さや痛みを知っている彼は
最近何度も「僕がやりたいからやっている、こういうのが嫌いな人もいるかもしれないけど、僕はやりたいからやる」と口癖のように何度も言う。
自分がやりたくて彫れたタトゥーでさえも、時間が経った今「ちょっと彫れすぎちゃったかな」と後悔するように、その思いもまた時間と共に変わっていくこともある。
自分が何かをするのも止めるのにも、もう誰かの許しは要らないよ、ジョングク。
そのスイッチは常にジョングクが持っていればいい。
でもジョングクはこんな事を私が言うまでもなく、あの時、嫌というほど感じただろう痛みや怖さを感じながらも、自分軸が全くブレることはなく、「自分のやりたいこと」に直進している。
こんな自分を愛してほしいと願いながら、ちゃんと自分を大切にしているそんな姿に、ジョングクかっこいいじゃんと思う。

できる限り多くの人に愛してもらえるように自分を認めてもらえるように、本当の自分の色を隠していた彼が、今は自分の殻を自ら破いて「僕のことを嫌いな人は嫌いでいい、僕を愛してくれる人がいればそれでいい」と言えるようになったほど。
ジョングクはきっと大丈夫なのだろう、そう思う。

【ジョングクに限って○○なことなんて絶対しない】
そう言い切ってしまうことが結果ジョングク自身を縛りつけていることを自覚したほうがいい。それはジョングクを信じているのではなく、そうやって自分の理想像に推しをあてはめている自分を信じているだけだ。身勝手すぎる。
そうやって知らず知らずに神格化して、推しがあたかも間違うことや失敗することなどするわけがないと「優等生模範的アイドル」に無意識のうちに仕立てあげる。
そして自分の理想像から外れた瞬間、何事のなかったかのように簡単に切り捨てる。
何度もそんな人をみてきた。
でもデビュー初期の頃バンタンをひたすら信じ続け、悪意ある者たちからの攻撃に必死に検証に検証を重ねて証拠をとり事務所ごと守ってきた本国のアミもいるし、ジョングクが大変だったあの頃も、ジョングクだけでなくジョングクを愛するアミたちのために食事が喉を通らなくなるほど時間を割いて検証をとって多くの人の傷んだ心を護ってきた素敵な仲間がいる。

それなのに私は…
「あんなに歌うことに幸せを感じている人が喫煙なんてするはずがない」
私の中にずっとあったんだろう、だから堂々と知人と楽しそうに喫煙をしてる彼を見てひどくうろたえているのだ、きっと。
事ある事にファンとしてどういう気持ちで耐え忍ぶべきなのか、わたしは未だに悩むことがある。

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