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スターバックスの接客が苦手

「スターバックスらしさ」


を考えるときっとみんなが思うこと。

なんかお洒落。美味しいドリンク。
そして何より 店員がよく話しかけてくれる。


元々アメリカ企業なので、ならではの親しみやすさというものがそのまま継承されてる。

だから最初の研修からコネクト(会話)を沢山して唯一無二の環境を創り出そう的なことを耳が腐るほど叩き込まれる。


現役PTR(スタバ店員)として働いているが
その風潮だけはどうしても賛同できない。



だって私が客の立場なら話しかけて欲しくないもん。



私は超がつくほどの人見知りなので
普段からでも、話しかけられそうになったら即逃げる。イヤホンを付けているのを見せつけて
話しかけんなよオーラを存分に出す。


アメリカの風潮だと挨拶でハグしてキスをして、とフランクだが
果たして日本人にそれは通じるのか。


それは絶対無い。国が全く違うんだから。



会社からより良いエクスペリエンスを届ける。と
叩き込まれている身としては、
話しかけないのも十分なエクスペリエンスではないのかと思う。



勿論、話しかけられて嬉しいと思う方も沢山いると思うが、

別に
「今日スタバの店員さんに話しかけられなかったショック、、」

と思う人は顔馴染みの常連さん以外ほとんど居ないのでは無いかと。


むしろ
「スタバの店員ってすぐ話しかけてくるから面倒臭いなんかあんまり行きたないわ」

と、思う人の方が圧倒的に多いのではないか。

実際私の友達や親戚もそう思う人ばっかり。


勿論私も圧倒的後者の考えだ。




その為に自分が「スターバックス」というブランドを背負って働く際に意識していること。

会話はしないが、その分最大級の挨拶。
それが自分の考える最大限のエクスペリエンス。




ただその考えも中々伝わらないのも現実。


ただ私は現時点でそのやり方を変えるつもりは無い。


「あの店員さん、挨拶ちゃんとするしすっごく愛想が良いよね」

「話しかけられなかったから余計な気も使わなくていいし気分が良いわ」

「あの店員さん凄く笑顔が良かったね」



そうやって思って貰えれば万々歳。
スターバックス冥利に尽きる。






今日も私は周りに、いや会社の方針に反抗しながらお客様にエクスペリエンスを届けていく。

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