トレンド入り作戦は果たして規約違反なのか?

MZDAOによるTwitterのトレンド入り作戦について

先日MZDAOメンバーにおいて前澤氏の呼びかけによって
#みんなで作る100億円の新事業 というハッシュタグを用いて人為的にトレンド入りを目指そうとする動きがあり、思惑通りトレンド入りを果たした。

だが現在、Twitterの規約に抵触するのではないかとの指摘がされるなど新たな問題が発生している。

上記の文言にある
情報を人為的に拡散または隠蔽したり、Twitterのユーザー体験を操作または侵害する行為に加担したりする意図で、Twitterのサービスを利用することは禁じられています。
という文面に違反しているというのが主な主張だ。

主張に一定の根拠や正当性は感じているが、全体が盲目的かつ一方的にこの意見に賛同するのは少し違和感を感じる。
というのも、
同ページの違反にならないケースとして、

ある目的に対して、他のユーザーと連携して着想、観点、支援、反対意見を表明すること(その行為がTwitterルールに違反していない場合)

https://help.twitter.com/ja/rules-and-policies/platform-manipulation

という記載があるからだ。
「他ユーザーと連携し表明する事」が「人為的拡散」でないケースが見当たらず、相反するルールが同時に存在している事となる。
もちろんどちらの記載が優先されるかの判断はTwitter社に委ねられるし、
100%問題のない行為だったと主張する気は一切ない。
但し、現時点で判断のつかない内容を盲目的・断定的に信じ発言する事に注意は必要ではないだろうか。

最後に

ここまで書いているが、ぶっちゃけ私自身今回の件は規約違反に抵触する可能性が高いと考えている。
但しTwitter社からも㈱スタートトゥデイ(MZDAO運営)からもアクションのない現時点で「疑いがある」という情報拡散はともかく、必要以上に騒ぎ立てたり、感情的なツイートについては少し冷静に判断をすべきだと感じる。


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