コブハクチョウの??
今回は渡らないハクチョウであるコブハクチョウの話である。
一応今日本で見られるハクチョウは3種類いる。
オオハクチョウとコハクチョウは渡り鳥である
今回の主役はコブハクチョウである。基本的に渡らない一年中いるハクチョウである。(寒いところを中心に国内でも一部渡りをする)
オオハクチョウやコハクチョウと違って顔が目の周りまで黒く、嘴の付け根の瘤があるのが特徴である。
では問題、下の写真の2羽はコブハクチョウですがある部分が違います
さてどこでしょう?
答えは脚の色、下の写真をみればわかるが、褐色と黒の脚のハクチョウがいる。
黒い脚と褐色の脚はオスメスで違うわけではない。
そして、生まれた時から決まって一生変わらないのだ。
実はコブハクチョウの雛は白い羽と灰色の羽の2種類いる。
そして、御覧の通り白い羽の雛は褐色、灰色の羽の雛は黒っぽい脚をしている。
そして褐色の脚(つまり雛の時は白羽)が必ず白羽を産むわけではない。
まあ同じ脚の色同士だと脚の色に応じた雛ばかりになる可能性は高そうだ
ヨーロッパではポーランド以東で白羽の雛が多く、「ポーランドの色変わり」といわれ、白羽の雛をポーリッシュと呼ぶ
醜いアヒルの子はこちらの灰色の雛で、もとはデンマークのお話
デンマークはドイツのすぐ北、ポーランドよりは西になる。
明日からコブハクチョウを見るときは脚も注意してみると面白いかも?
おまけ
コブハクチョウは結構行儀がいい鳥である。餌やりのときは一列に順番に並んで進む。
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