習字(11)

画像1 習字(11A):きのう2月15日に、思い立って中村不折の設立した書道博物館(いまは台東区立)にいったら、中国の呉昌碩展をやっていて篆書を大量に見たので、あらためて書いてみたくなった。習字(1)の「故人西の方」である。
画像2 習字(11B):篆書体は縦長のプロポーションのほうがあっている。柔らかな曲線でなで肩の人物のようだ。
画像3 習字(11C):より正方形に近く、角ばって書いてみた。字体を工夫し発明するデザイナー的な面白さがある。線の強弱を消すので、書道における即興性の妙味はなくなるが。

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