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(仮)歴史などについて

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歴史的な視点を書いてみたい。とりあえず明治維新と中国についてから、、、
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記事一覧

中国というシステム(5)東洋的思考について

 ひろく中国思想全般にかんして、思いついたことを書いてみる。  森三樹三郎「中国思想史」…

オサムエバタ
2か月前
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中国というシステム(4)中国文明における身体へのまなざし

 ちょっと政治的な議論から離れて、中国文明における「身体」をめぐる認識について考えてみた…

オサムエバタ
3か月前
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中国というシステム(3)文化大革命の再発動か?

 2年前までは、経済も好調で、一路一帯戦略もめざましく、コロナの完全統制を誇っていた中国…

オサムエバタ
3か月前
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中国というシステム(2)帝国の逆襲

1.西洋史と中国史  スターウォーズの「帝国の逆襲」のように、アメリカ人は自分が帝国なく…

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中国というシステム(1)毛沢東語録について

中国にかんして思いついたことを書いていきます。 1.毛沢東語録のデザインは赤尾の豆単から…

明治維新の周囲(3)

維新という革命のその後の余波について書いてみます。<アフター維新> 革命の輸出  いったん…

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明治維新の周囲(2)

維新を準備した「会読」による結社の誕生と文体の革命<ビフォー維新>   江戸時代の儒学の教育が生み出した、結社的な連携と訓読体という文体によって、明治維新が準備されたという話です。(東大のUTCPのブログ2017.07.18【報告】前田勉先生による「江戸の読書方法と訓読法」および「江戸後期の思想空間」前田勉著2009年をもとにまとめました。) 共同学習としての会読  儒学を学ぶ方法は、つぎの①から③までの段階をふんでいた。 ①素読(音読と暗誦) ②講釈(先生による講義) ③

明治維新の周囲(1)

 危機的状況への対応にかんして、二宮尊徳について考えてみましたが、そのながれで明治維新に…

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