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私が今でも泣くドラえもん作品

今日、木下斉さんのvoicyでドラえもんを例にした放送をしておりました。ドラえもんの世界は、教育虐待が当たり前だった異常な世界で、我々大人はこれを繰り返してはならない、という内容です。

私も子供の頃からドラえもんファンですので、木下さんのお話を最初聴いた時は、藤子F先生が批判されたみたいで少々心が暗くなってしまいましたが、内容は非常に納得するものでした。
リスナーのおみゃ〜るさんという方が「のび太くんが誰よりも優れていたのは あの優しい思いやりの心だと思います。」と書かれていたので、「自分が今でも泣いてしまうドラえもん作品を紹介しよう」と思いました。

その題名は「ゾウとおじさん」です。これは、第二次世界大戦中に上野動物園の象達を殺処分する経緯を描いた絵本を基にした作品です。詳しくはこちらのブログが参考になります(ネタバレあり)。

内容は、本書を購入して読んでいただきたいのですが、最後に象のハナ夫がのび太のおじさんを救うシーンは涙なしには読めません。😭
藤子F先生は自分をのび太になぞらえてドラえもんを描いたと言われていますが、しずかちゃんのお父さんののび太評「あの青年は人の幸せを願い、人の不幸を悲しむことの出来る人」が人間が生きるに大事な事だと藤子F先生は教えてくれたと思います。

これを書いている間も、「ゾウとおじさん」の最後のシーンを思い出して涙が出てきました。文明が進歩してるのに反比例して人の優しさが失われているこの時代、のび太の優しさを思い出した1日でした。

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